
バスのチケット購入も「ビットコイン決済」で|ブラジルの公共交通機関が導入を計画
ブラジル東部の州、セアラー州の州都フォルタレザが、バスに乗車する際の支払い方法として仮想通貨ビットコイン(Bitcoin/BTC)を受け入れる予定であることが現地メディアの報道で明らかになりました。運営コストを削減し、支払いプロセスを簡素化することによって、バスの利用者も増加すると期待されています。
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「コスト削減・支払いプロセスの簡素化」に期待
ブラジルで交通機関サービスを提供している「Cootraps」は、発券システムの運用費を削減し、より多くの人々を引き付けるために、
・クレジットカード
・デビットカード
・ビットコイン(BTC)
などでの支払いを受け入れる予定だと伝えられています。また、ビットコイン以外の仮想通貨でも支払えるようになるとも報じられていますが、その他の仮想通貨の種類は明らかにされていません。
支払いを行う際には、スマートフォンでQRコードをスキャンすることによって支払いを行うことができるとされており、これらのサービスは2019年末までには開始される予定だと伝えられています。
CootrapsのCFOであるCarlos Roberio(カルロス・ロベリオ)氏は「新しい支払い方法を採用することによって、多くの乗客がいる場合でも面倒な手続きを減らすことができるため、利用者がさらに増加することも期待できる」と語っています。
大手旅行バス会社はすでに「3銘柄」受け入れ
ブラジルでは交通機関での仮想通貨決済導入が進んでおり、昨年6月には同国の大手旅行バス会社である「Brasil Sul」と「ViaçãoGarcia」が、
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
の支払いを受け入れることを発表しています。
また昨年12月には、リオネジャネイロのスーパーマーケットチェーンである「OásisSupermercados」が複数の仮想通貨による支払いを受け入れています。
ブラジルでは以前から仮想通貨の人気が高まっているため、今後も様々な機関で仮想通貨が利用できるようになっていくと期待されます。
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