
南米初!3種類の仮想通貨で決済できるブラジル大手旅客バス会社
ブラジルの大手旅行バス会社2社は、チケットの購入方法としてビットコイン決済を受け入れ始めています。この2社は同国で最初に仮想通貨による支払いを受け入れた企業であるとされています。
3種類の仮想通貨に対応
GBSグループの2つの公共交通機関は、仮想通貨での支払いを受け入れることを決定しました。
『Brasil Sul』と『ViaçãoGarcia』はオンラインチケット購入者によるビットコイン(BTC)での支払いを6月6日から受け入れており、ビットコイン決済のオプションはすでにWebサイトに追加されています。
同社は「同国では、これを受け入れるのは旅客輸送の最初のグループである」と説明し、対応する通貨を今後拡大することも発表しています。
現時点ではビットコインのみの対応となっていますが、7月からは次の3種類の仮想通貨で支払うことができるようになります。
当グループは当初、今日市場で最も普及している仮想通貨であるビットコイン(BTC)を使用することを選択しました。7月には、ビットコインキャッシュ(BCH)とライトコイン(LTC)の2種類の暗号通貨が受け入れられます。
1934年に設立されたViaçãoGarciaは、ブラジルの旅行バス業界の5大企業の1つです。
Brasil Sulのウェブサイトでは、同社には「ブラジルに最新かつ近代的な艦隊がある」と書かれています。
Brasil Sulのバス
南米のキャッシュレス化
両社のWebサイトでは、『ビットコイン決済』のオプションを選択することができるため、顧客はウォレットを開いてサイト画面に表示されるコードをスキャンするだけでチケットを購入することができます。
領収書は支払いと発送を確認するために顧客の電子メールアドレスに転送されます。
GBSグループのエステファノ・ボイコ・ジュニア(Estefano Boiko Junior)副社長は「運輸部門に遅れをとることはできない」と強調し次のように述べています。
仮想通貨は財務関係の変化を表します。これらはオンラインでの購入を容易にすることができます。経済や商業における業務の多くはデジタル世界に移行しており、それは道路による旅客輸送の分野においても異なるものではありません。
南米では近年キャッシュレス化が進んでいます。
今年の2月には、ブラジル最大の民間銀行である『イタウ・ウニバンコ(Itaú Unibanco)』とグローバル送金・プロバイダである『ビーテック(Beetech)』がリップル(Ripple/XRP)との提携を発表しています。
また仮想通貨取引所Huobi(フォビ)は、先月末の時点でサンパウロの共同作業スペースにオフィスを開設しているとも報じられています。
すでに金融機関と運輸業界に仮想通貨が導入されているブラジルで大手仮想通貨取引所のサービスも開始されることによって、南米のキャッシュレス化はさらに加速することになるでしょう。
その他の国のキャッシュレス化への取り組みはこちら
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