IOTA財団:自立分散型マーケットプレイス「Industry Marketplace」を立ち上げ
IOTA財団は2019年9月19日、生産業の自動化を促進し、商業用機械の相互作用を高めることを目的とした世界初の自立分散型マーケットプレイスである「Industry Marketplace」を立ち上げたと発表しました。このプラットフォームは製造業だけでなく、自動化を必要とする様々な分野で活用することができると説明されています。
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様々な分野の「データ取引自動化」を促進
IOTA財団が立ち上げた自立分散型マーケットプレイス「Industry Marketplace」は、生産業の自動化と商業用機械の相互作用を促すことを目的とした共同イニシアチブだと説明されています。
Industry Marketplaceは、ベンダーと業界に中立なプラットフォームであり、物理的商品・デジタル商品・サービスの取引を自動化することができます。
このプラットフォームは、ドイツで進む"デジタル製造革命"のための中央ネットワーク「Plattform Industrie 4.0」によって開発された仕様に基づいて、
・分散型台帳技術(DLT)
・不変の監査ログとeCl@ss標準
・機械可読な契約と統合された分散型IDシステム
を組み合わせると説明されています。
これらの機能によって「業界全体の安全な通信」及び「支払いプラットフォーム」が促進され、全ての参加者の信頼性が確保され、分散型のデータ交換が可能になるとのことです。
また「Industry Marketplace」の使用例は製造業界に限定されないとも説明されており、このコンセプトは自動化を必要とする「スマートシティ・エネルギー・モビリティ・コネクテッドビークル」などといった全ての分野で使用することができるとも説明されています。
「Industry Marketplace」はオープンソースイニシアチブとして開発されており、無料で参加することができるようになっています。公式サイトでは簡単なデモも公開されているため、詳しい情報は以下の「Industry Marketplaceの公式サイト」または「IOTA財団の公式発表」をご覧ください。
>>「Industry Marketplaceの公式サイト」はこちら
>>「IOTA財団の公式発表」はこちら
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2019年9月20日|アイオータ(IOTA/MIOTA)の価格
アイオータ(IOTA/MIOTA)の価格は、先日19日に33円まで急騰した後にやや下落しており、2019年9月20日時点では「1MIOTA=31.24円」で取引されています。
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