
Craig Wright氏の弁護士:ビットコインの秘密鍵「まだ入手していない」と説明
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の作成者「サトシ・ナカモト」を自称していることで知られるCraig Wright(クレイグ・ライト)氏の担当弁護士が「話題となっている110万BTCの秘密鍵はまだ受け取っていない」と語っていることが仮想通貨メディア「Decrypt」の報道で明らかになりました。
こちらから読む:クレイグ・ライト氏「110万BTCの鍵情報」入手か
110万BTCの秘密鍵「所有していない」と報告
Craig Wright(クレイグ・ライト)氏は、同氏が2009年〜2011年の期間にかけて故Dave Kleiman(デイブ・クレイマン)氏と共にマイニングを行い獲得した「110万BTC」の取り分を巡ってクレイマン氏の家族と裁判を行なっており、先日ライト氏の担当弁護士が裁判所に提出した書類には「ビットコインアドレスの暗号化ファイルを解読するための必要な情報と鍵を受け取った」といった内容が記されていました。
しかし仮想通貨メディア「Decrypt」の報道によると、クレイグ・ライト氏の担当弁護士は「ライト氏は110万BTCを使用するための秘密鍵を所有しておらず、"所有している"とも主張していない」ということを報告したと伝えられています。
同弁護士は『クレイグ・ライト氏が受け取ったファイルに秘密鍵は含まれていなかった』と語っているものの、『後日ライト氏が関係者から鍵を受け取ることを見込んでいる』とも述べており、マルチシグウォレットの「完全な鍵」もしくは「部分的な鍵」を受け取ることができるかもしれないと説明しています。
しかしながら「具体的にいつ頃鍵を受け取ることができるか」などの詳細について明かすことは拒否したとも報告されています。
2020年1月18日|ビットコインSV(BSV)の価格
クレイグ・ライト氏が主導しているビットコイン・サトシビジョン(Bitcoin SV/BSV)の価格は今月10日頃から徐々に回復してきており、「秘密鍵を入手した」との報道が行われた15日には一時的に100%以上の価格急騰が見られましたが、その後は下落傾向が見られ始めており、2020年1月18日時点では「1BSV=30,999円」で取引されています。

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