サッカーJ2水戸ホーリーホック「eスポーツチーム」設立【所属選手募集中】
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟している茨城県のプロサッカークラブ「水戸ホーリーホック」は、2020年2月10日に"eスポーツチーム"を設立することを発表しました。水戸ホーリーホックはチーム設立に伴い「eスポーツチーム所属選手の募集」も行なっています。
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サッカーゲーム分野で「新たなファン」獲得へ
水戸ホーリーホックは、2020年2月10日に新しくeスポーツチームを設立することを発表しました。従来のサッカーチームに加えて"サッカーゲーム"の分野で新たなチームを立ち上げることによって、ファンの拡大を図ると共に、新たな収入源をつくることができると期待されています。
eスポーツチーム専用のユニフォームを新調することも計画されており、企業名や商品名を入れることによって広告収入を得る構想なども明らかにされています。
競技タイトルは「PlayStation®4」でリリースされている人気のサッカーゲーム「eFootball ウイニングイレブン2020」となっており、現在はeスポーツチーム第1期目の選手2名の募集も行われています。チームに所属する選手は今月29日に茨城県内で開催される大会で決定されることになっており、選ばれた選手は2021年1月末まで契約し、クラブから活動時に謝礼・旅費などの支給を受けることができるようになっています。
応募条件は「茨城県内に在住・在勤・在学していて、水戸ホーリーホックが指定する大会・イベントなどに参加できる方」となっており、プロライセンスの保有は問わず、年齢制限もないと説明されています(中学生以下の場合は大会参加にあたり保護者同伴が必要)。
応募は専用Webサイトで25日まで受付されており、所属が決定した2名の選手は2020年3月1日に「水戸ホーリーホック」と「栃木SC」の対戦が行われる「ケーズデンキスタジアム水戸」でサポーターに紹介される予定です。
サッカー業界では、eスポーツチームを立ち上げる動きが活発化してきており、今月初めにはReal Madrid C.F.(レアル・マドリード)に所属するGareth Bale(ガレス・ベイル)選手がeスポーツチーム「Ellevens Esports」を立ち上げています。