Bitpandaが支援するPantosがマルチチェーントークンシステムのパブリックベータをローンチ

2023年2月14日に、Bitpandaのチームによって考案されたマルチチェーントークンシステムであるPantosがマルチチェーンプロトコルのパブリックベータのローンチを発表した。これにより、開発者およびユーザーは、パブリックベータ版を使用してトークンを送信、サポートされているチェーンのネイティブコインをラップし、数回クリックするだけでマルチチェーントークンを簡単に作成してデプロイすることもできるようになる。

Pantosは、真のマルチチェーントークンシステムを一般に広めるために、PANDAS(Pantos Digital Asset Standard)という新しいマルチチェーントークン規格を導入し、安全でシームレスなWeb3相互運用を実現する。Pantosは現在、testnetでEthereum、Polygon、Avalanche、BNB、Cronos、Celo、Fantomの7つのチェーンをサポートしており、さらに今後EVMおよび非EVMチェーンを継続的に統合していく予定だ。

今日のWeb3アプリケーションやブリッジの大半は、Web3の機能性を一般に広めるためには不可欠なセキュリティ面とスムーズなユーザーエクスペリエンスに不安が残るが、Pantosはこれを解消する事を目指しており、そのために開発者が簡単にマルチチェーンアセットを作成できるような信頼度の高いインフラと適切なツールを提供していく。

Pantosは、2018年には真の分散型マルチチェーントークン転送とブロックチェーンの相互運用のためのオープンスタンダードを確立するために、TU Wien(オーストリア)、後にTU Hamburg(ドイツ)と共同でBitpandaによる社内研究プロジェクトとしてスタートした。

オラクル、リレー、スマートコントラクト、ブロックチェーン効率化の分野における数年にわたる目覚ましい研究を経て、パブリックベータ版がついに発表となったのである。Pantosは、大学の研究者とともに、Christian Doppler Laboratory Blockchain Technologies for the Internet of Thingsの一部として、世界最大級のブロックチェーン研究室を運営しており、オーストリア政府からのプロジェクト資金調達にも成功した。

PantosとBitpandaの両社のCEO兼共同創業者であるエリック・デムス(Eric Demuth)氏は、次のように述べている。

ヨーロッパで最も有名な大学と共同で何年も研究してきた結果、パブリックベータを導入できることにワクワクしている。我々は、マルチチェーン技術がWeb3のカタリストとなり、仮想通貨の普及を促進すると信じている。Pantosは、ユーザーがどこよりも簡単にマルチチェーンWeb3にアクセスできる方法を提供していく。

Bitpandaが持つ専門知識は、Pantosが研究プロジェクトの1つから、一般ユーザーや開発者が利用できるフルファンクションのプロダクトへの移行をシンプルかつアクセスしやすい方法でできるようにサポートしており、Bitpandaは、Pantosのマルチチェーントークンシステムを最初に採用した企業の1つでもある。さらに、Pantosはオーストリアの大手銀行であるRaiffeisen Bank International(RBI)とパートナーシップを締結し、Pantosとブロックチェーン相互運用性ソリューションにも取り組んでいる。Pantosのネイティブ・トークンPANは、現在BitpandaとN26で取引可能。

Pantosの開発者は、ユーザーがあらゆる種類のデジタル資産を異なるブロックチェーンプロトコル間で完全に分散化されたトラストレスな方法で自由に転送できる技術を開発しており、新規格であるPANDAS-20 standardを使用すれば、開発者はメンテナンス作業なしに様々なブロックチェーンに資産をデプロイすることができるようになる。関心があるユーザーやコーディング知識のないデジタルクリエイターでも、独自のマルチチェーントークンを簡単に展開することができるようになるのだ。

Pantosのパブリックベータ版には、スムーズな立ち上げを保証するための信頼できる検証メカニズムが搭載されており、最終的にはPANを独自のガストークンとする完全分散型のオープンソースプロトコルになることを目指している。これにより、ネットワークが徐々に完全な分散型システムへと進化する前の初期段階で攻撃を防ぐことができるようになる。

【Pantosについて】
2018年にBitpandaの開発チームによる研究プロジェクトとして開始されたPantosは、Web3を真に相互運用可能にすることをミッションとするオープンソースのプロトコルで、洗練されたWeb3アプリケーションのイネーブラーになることを目指している。Pantosの最先端技術により、既存および今後のトークンを複数のブロックチェーンネットワークに展開することができるため、ユーザーは自分のデジタル資産に最も適したネットワークを自由に選択することができるようになる。2018年にBitpandaでのイニシャル・コイン・オファリング(ICO)を通じて1210万ドルのファンディングを確保した。

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