株式会社ガイアの暗号資産自動両替機「BTM」とは?基本情報・特徴・設置場所など

by BITTIMES   

株式会社ガイアが展開する暗号資産自動両替機「BTM」の基本情報・特徴・対応銘柄・対応ウォレット・各種手数料・使い方・設置場所・営業時間などを初心者向けにわかりやすく解説します。

こちらから読む:仮想通貨関連の基礎知識をわかりやすく解説「まとめ記事一覧」

株式会社ガイアとは?

GAIA-Logo

株式会社ガイアとは、2007年12月に設立された大阪市西区江戸堀に本社を構える企業であり、大阪市西区新町や東京都千代田区岩本町にもオフィスを構えています。

同社はこれまでに「ネット向けクレジットカード決済システム導入事業、飲食店・物販店向けクレジットカード決済導入事業、電子マネー・ポイントカード発行業務、自動外貨両替システム企画」などの事業を手がけており、2021年6月には日本で暗号資産取引サービスを提供するために必要となる暗号資産交換業者(近畿財務局長 第00004号)としての登録を完了、2022年8月に日本初の暗号資産自動両替機「BTM」のサービス提供を開始しています。

暗号資産自動両替機「BTM」とは?

GAIA-Cryptocurrency-BTM

BTMとは、株式会社ガイアが2022年8月2日にサービス提供を開始した、暗号資産を日本円に両替してその場で出金できる"日本初の暗号資産自動両替機"です。

この両替機では、特定の場所に設置されている自動両替機を利用することによって「BitPay・Copay・Trust Wallet・MetaMask」などのプライベートウォレットで管理している暗号資産や、取引所で保有している暗号資産を簡単に日本円に両替できます。

暗号資産を日本円に換金する場合には「スマホやパソコンから暗号資産取引所にアクセス→取引所で暗号資産を日本円に交換→日本円を銀行口座に出金する」という方法を取るのが一般的ですが、BTMを利用すれば仮想通貨ウォレットで管理している仮想通貨をその場で日本円に変えることが可能です。

実際に両替する際には登録完了後に受け取ることができる「利用者カード」が必要となるものの、登録を完了して利用者カードを受け取れば、その後は簡単な操作で暗号資産を日本円に両替することができます。

利用登録は24時間いつでもウェブから無料申込み可能で、暗号資産も複数銘柄に対応、暗号資産交換の制限額・回数は「1回最大10万円まで、1日3回まで、1週間5回まで、1ヶ月20回まで、1年間最大500万円まで」とされています(※利用者の職業・金融資産・収入等によって1年間最大200万円までを制限とする場合あり)。

BTMの特徴・メリット

株式会社ガイアが展開する暗号資産自動両替機「BTM」の特徴やメリットとしては以下のようなものが挙げられます。

暗号資産をその場で日本円に両替できる

暗号資産を日本円に換金して実際に紙幣を受け取るためには「スマホやパソコンから暗号資産取引所にアクセス→取引所で暗号資産を日本円に交換→日本円を銀行口座に出金する→ATMなどで日本円を引き出す」という手順を取る必要がありますが、BTMを使用すれば「BTMがある場所を訪れて機械を操作→暗号資産を日本円に両替してその場で出金」という簡単な作業で紙幣を受け取ることができます。

プライベートウォレットに保管している暗号資産を取引所経由で日本円に変換して出金する場合には、上記の手順の前に「ウォレットから取引所に送金する」という作業も必要となるため、"プライベートウォレットに保管している暗号資産をそのまま日本円に両替できる"という点は大きなメリットであると言えます。

徹底したセキュリティ

株式会社ガイアは「利用者登録時の本人確認による審査・BTM利用時の二段階認証・カメラ画像のモニタリング」などによって、不正利用や犯罪利用を防止しています。最初に本人確認を行なって「利用者カード」を発行する手間はあるものの、このような仕組みを採用することによってセキュリティが強化されています。

登録無料・24時間いつでもウェブから申込可能

BTMを利用するための登録は無料で行うことができ、24時間いつでもウェブから申し込むことが可能となっています。暗号資産両替時には「払出希望円貨額の20%相当額の両替手数料」がかかるものの、登録費・アカウント維持費・カード発行手数料は全て無料となっています。

BTMを購入できる「BTM販売制度」

株式会社ガイアは2023年4月に、BTMを購入することができる「BTM販売制度」を開始しています。この制度を利用すればBTMを購入して設置することができるため、空きスペースを活用して安定収入を得ることができる可能性があります。BTMを購入するメリットとしては以下の3点が挙げられています。

  1. 国内唯一の暗号資産自動両替機設置による話題性で設置場所の集客が見込める
  2. わずかな空きスペースを活用して安定収入が得られる
  3. 暗号資産の即時現金化により、サービスや商品購入のきっかけとなる

取引所ウォレットからの両替も可能

BTMは2023年9月1日に「取引所ウォレットからの両替」にも対応したため、プライベートウォレットを有していない方でもBTMを利用することが可能となりました。

取引所の暗号資産を日本円に変えて受け取るためには「取引所で暗号資産を売却した後、日本円を銀行口座に出金し、ATMなどで日本円を引き出す」という手順をとる必要がありましたが、BTMを利用すれば取引所ウォレットから簡単に両替して日本円を受け取ることができます。

WEB両替サービスも提供

WEB両替サービスは、事前にオンラインで両替を申し込んで「BTM」で日本円を受け取ることができるサービスです。

このサービスを利用すれば、ウェブ上で事前に暗号資産送付・日本円への両替が可能になるため、BTMの操作を簡素化して操作時間を短縮することが可能となります。

BTMで両替可能な暗号資産

BTMで両替可能な暗号資産は2023年12月時点で以下の5銘柄となっています。
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
カルダノ・エイダ(ADA)※WEB両替のみ

BTMで動作確認済みのプライベートウォレット一覧

BTMで動作確認済みのプライベートウォレットとしては以下のようなウォレットが挙げられています(2023年4月時点)。
bitpay(ビットペイ)
MetaMask(メタマスク)
・Trust Wallet(トラストウォレット)
・Copay(コーペイ)

BTMの各種手数料

BTMのサービスに関する各種手数料は以下のように設定されています。

【基本サービスの各種手数料】
両替手数料:払出希望円貨額の10%相当額
登録費:無料
アカウント維持費:無料
カード発行手数料:無料

【区分管理預り暗号資産の返還を希望した場合の送付手数料】
BTC:0.0005 BTC
ETH:0.005 ETH
BCH:0.0001 BCH
LTC:0.001 LTC
ADA:1 ADA

BTMで暗号資産を両替する方法・流れ

BTMで暗号資産を日本円に両替する方法や具体的な流れについては以下のように説明されています。

  1. プライベートウォレットを用意する
  2. Webサイトから利用登録
  3. 登録完了後に利用者カードが自宅に届く
  4. 利用者カードとスマホを用意してBTMを操作
  5. プライベートウォレットでBTMに表示されるQRコードを読み取り、暗号資産を送付する
  6. BTMから紙幣を受け取り、両替完了

BTMの設置場所・営業時間

BTMの設置場所・営業時間については以下のように報告されています(2022年11月時点)。

株式会社ガイア 大阪オフィス内

住所:大阪府大阪市西区新町1-28-3 四ツ橋グランスクエア9F
BTM営業時間:10:00〜17:00(土日祝を除く平日)

株式会社ガイア 東京オフィス内

住所:東京都千代田区岩本町3-3-3 秋葉原サザンビル5F
BTM営業時間:10:00〜17:00(水土日祝を除く平日)

東京タワーフットタウン内「RED゜TOKYO TOWER」

東京都港区芝公園4-2-8 TOKYO TOWER フットタウン内1F
BTM営業時間:10:00-17:00(水土日祝を除く平日)

>>暗号資産自動両替機「BTM」の詳細はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

ビットバンク「FLRトークンのエアドロップ・取扱い開始日」が決定

ビットバンク「FLRトークンのエアドロップ・取扱い開始日」が決定

社会貢献型Web3アプリ「TEKKON」位置情報のみを登録できる新機能追加

社会貢献型Web3アプリ「TEKKON」位置情報のみを登録できる新機能追加

P2Eゲーム「De:Lithe Φ」国内初のゲームトークンIEO実施へ|Huobi Japan・HashPaletteと協力

P2Eゲーム「De:Lithe Φ」国内初のゲームトークンIEO実施へ|Huobi Japan・HashPaletteと協力

【Socios.com】The Sandboxで「スポーツ&エンタメ空間」構築へ|大型地所を購入

【Socios.com】The Sandboxで「スポーツ&エンタメ空間」構築へ|大型地所を購入

Binance Japan「取扱銘柄・提供サービス」が判明|国内最多34種類の暗号資産をサポート

Binance Japan「取扱銘柄・提供サービス」が判明|国内最多34種類の暗号資産をサポート

ビットコイン保有事業者が増加する?Square「店舗売上のBTC自動変換機能」を提供

ビットコイン保有事業者が増加する?Square「店舗売上のBTC自動変換機能」を提供

注目度の高い仮想通貨ニュース

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

STEPNとadidasが初提携、限定NFTスニーカーを発売

STEPNとadidasが初提携、限定NFTスニーカーを発売

GMOコイン:レバレッジ取引で「6銘柄」サポート|手数料無料キャンペーンも開催

GMOコイン:レバレッジ取引で「6銘柄」サポート|手数料無料キャンペーンも開催

シバイヌ:有名企業が数多く参加するコンテンツデリバリー&セキュリティ協会(CDSA)に参加

シバイヌ:有名企業が数多く参加するコンテンツデリバリー&セキュリティ協会(CDSA)に参加

ビットポイント:ワンチャンつかめ「柴犬コイン(SHIB)購入キャンペーン」開始

ビットポイント:ワンチャンつかめ「柴犬コイン(SHIB)購入キャンペーン」開始

SHIB提携のD3:BTC半減期記念で「半額クーポンコード」発行|新ドメインも提供予定

SHIB提携のD3:BTC半減期記念で「半額クーポンコード」発行|新ドメインも提供予定

TikTok関連企業が「Suiブロックチェーン」を採用|BytePlus・Mysten Labsが提携

TikTok関連企業が「Suiブロックチェーン」を採用|BytePlus・Mysten Labsが提携

マイクロストラテジー:ビットコインの分散型IDプラットフォーム「MicroStrategy Orange」を発表

マイクロストラテジー:ビットコインの分散型IDプラットフォーム「MicroStrategy Orange」を発表

NFTDrive:Symbol・Ethereum・Polygon対応の「カード型ウォレット」販売開始

NFTDrive:Symbol・Ethereum・Polygon対応の「カード型ウォレット」販売開始

日本円:対ビットコインで「価値ゼロ」として話題に

日本円:対ビットコインで「価値ゼロ」として話題に

OKCoinJapan:オプティミズム(Optimism/OP)取扱いへ|複数のサービスでサポート

OKCoinJapan:オプティミズム(Optimism/OP)取扱いへ|複数のサービスでサポート

秋田犬保存会:ブロックチェーン活用した「デジタル血統書」を導入【世界初】

秋田犬保存会:ブロックチェーン活用した「デジタル血統書」を導入【世界初】

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

ビットコイン「第4回目の半減期」完了|価格への影響や仕組みをわかりやすく解説

ビットコイン「第4回目の半減期」完了|価格への影響や仕組みをわかりやすく解説

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Astar(ASTR)の「dApp Staking」でステーキングする方法|画像付きでわかりやすく解説

Astar(ASTR)の「dApp Staking」でステーキングする方法|画像付きでわかりやすく解説

人気のタグから探す