カルダノ(ADA)価格停滞は「クジラの売却」が原因?大量保有アドレス数に減少傾向

by BITTIMES   

カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)を大量に保有している合計31のウォレットアドレスがここ最近でADAを売却していることが明らかになりました。今月のADA価格上昇の裏ではADAを大量保有している"クジラ・サメ"の数が増加してることが報告されていたため、ここ数日間の停滞は大量保有者による売却が原因になっている可能性があると予想されています。

こちらから読む:Twitter、仮想通貨機能の追加も計画か「暗号資産」関連ニュース

単なる資金移動か売却か|ADA大量保有アドレス数が減少

仮想通貨分析企業である「Santiment」は今月10日に『2022年12月30日から始まった価格上昇以降で100万以上のADAを保有する新しいウォレットアドレスが28個も誕生した』と報告し、ADAを大量保有する"クジラ"と呼ばれる大口投資家の取引が増加していることを伝えていましたが、ここ最近ではそのような大口投資家がADAを売却していると伝えられています。

カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)の価格は今月28日に0.40ドル(約52円)付近まで上昇した後にやや下落しており、その後は横ばいの状態が続いていましたが、TwitterユーザーであるAli(@ali_charts)氏は2023年1月30日のツイートで「Santiment」のオンチェーンデータを引用して『1月21日にADA価格が0.38ドルを突破して以来、100万~1億のADAを保有している約31のアドレスがADAを売却または再分配したことが示されている』と報告しています。

1月21日にCardanoが0.38ドルを突破して以来、100万~1億のADAを保有するおよそ31のアドレスがADAトークンを売却または再分配したことが「Santiment」のオンチェーンデータで示されています。

今回投稿されている画像は「ADA価格推移(黒線)」と「100万~1億のADAを保有するアドレスの数(赤線)」を示したものであり、2023年1月21日以降に100万~1億のADAを保有するアドレスの数が減少していることが示されているため、以前まで100万~1億のADAを保有していた大口投資家がこの数日間でADAを売却しているか、別のウォレットにADAを移している可能性があるということがわかります。

期待高まる仮想通貨市場、短期的には警戒が必要?

2023年のADA価格上昇の裏では大口保有者の数が増えていたため、コミュニティでは「クジラやサメと呼ばれる大口投資家がADAを買い集めていることによって価格が上昇している」と予想されていましたが、現在ADA価格は0.38ドル付近で停滞しているため、「大口投資家がADAを売却していることによって価格が伸び悩んでいる可能性がある」と予想されています。

今月の仮想通貨価格上昇を受けて、仮想通貨コミュニティでは『主要通貨は底打ちした』『下落相場が終わりつつある』といった声が増えてきており、仮想通貨の買い増し報告なども増えてきているため、今後も仮想通貨に投資する人々は増えていく可能性があると予想されますが、仮想通貨市場では「仮想通貨価格に対する人々の関心が高まってきたタイミングで価格が急落する」といったケースも多いため、今回の報告なども踏まえて考えると、今後は短期的な下落を警戒する必要があると予想されます。

今回のデータでは「ADAクジラの数が一時的に減っていること」が示されていますが、最近ではカルダノ基盤ステーブルコインである「Djed」のローンチや、ステーブルコイン公開によるCardanoエコシステム全体の成長などにも期待が高まっているため、長期的な目線では今年も大きな成長が見られると予想されています。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

Chiliz&Socios:過去最多「合計12のNHL所属アイスホッケーチーム」と連続提携

Chiliz&Socios:過去最多「合計12のNHL所属アイスホッケーチーム」と連続提携

XRP Ledger活用したスマートコントラクト展開が「スマホアプリ」で学べる?RippleとEasyAが提携

XRP Ledger活用したスマートコントラクト展開が「スマホアプリ」で学べる?RippleとEasyAが提携

Bakkt「香港・英国・EUへの事業拡大」も視野|仮想通貨規制を重要視

Bakkt「香港・英国・EUへの事業拡大」も視野|仮想通貨規制を重要視

カルダノブロックチェーンが農業を救う|世界で活用される技術とビジョン

カルダノブロックチェーンが農業を救う|世界で活用される技術とビジョン

LINE独自の暗号資産「LINK/LN」BITMAX上場後6日で購入額1億円を突破

LINE独自の暗号資産「LINK/LN」BITMAX上場後6日で購入額1億円を突破

VTuberのバーチャル美少女ねむ、国連主催の「IGF京都2023」に登壇|アーカイブ動画も公開

VTuberのバーチャル美少女ねむ、国連主催の「IGF京都2023」に登壇|アーカイブ動画も公開

注目度の高い仮想通貨ニュース

より優れた仮想通貨投資とは:2024年のバナナガンとビットボット

より優れた仮想通貨投資とは:2024年のバナナガンとビットボット

革新的なクラウドマイニングを提供するBitcoin Minetrixのプレセールが最終段階へ

革新的なクラウドマイニングを提供するBitcoin Minetrixのプレセールが最終段階へ

Cardanoコミュニティ主導組織の日本支部「Intersect Japan Hub」設立

Cardanoコミュニティ主導組織の日本支部「Intersect Japan Hub」設立

Arkham「仮想通貨保有国のデータ集約ページ」公開|保有資産・取引履歴などを掲載

Arkham「仮想通貨保有国のデータ集約ページ」公開|保有資産・取引履歴などを掲載

エドワード・スノーデン氏「ビットコイン急落」を一蹴|BTCはすでに底打ち状態?

エドワード・スノーデン氏「ビットコイン急落」を一蹴|BTCはすでに底打ち状態?

ワールドコイン(WLD)独自のL2ブロックチェーン「World Chain」発表

ワールドコイン(WLD)独自のL2ブロックチェーン「World Chain」発表

GMOコイン:レバレッジ取引で「6銘柄」サポート|手数料無料キャンペーンも開催

GMOコイン:レバレッジ取引で「6銘柄」サポート|手数料無料キャンペーンも開催

OKCoinJapan:年率88.8%「ディープコイン(DEP)のFlash Deal」開催へ

OKCoinJapan:年率88.8%「ディープコイン(DEP)のFlash Deal」開催へ

ナスダック上場企業「Tiger Brokers」香港で仮想通貨取引サービス開始|18銘柄を取扱い

ナスダック上場企業「Tiger Brokers」香港で仮想通貨取引サービス開始|18銘柄を取扱い

DFINITY Foundationがインターネットコンピュータ上の分散型グローバルアクセラレーションプラットフォームであるOlympusを発表

DFINITY Foundationがインターネットコンピュータ上の分散型グローバルアクセラレーションプラットフォームであるOlympusを発表

ハードウェアウォレットのTangem「仮想通貨決済」に対応|SOL・DOGE・SHIBなども利用可能

ハードウェアウォレットのTangem「仮想通貨決済」に対応|SOL・DOGE・SHIBなども利用可能

Solana系の最新ミームコインSLOTHがプレセールで1500万ドルを調達!上場前に購入できるラストチャンス

Solana系の最新ミームコインSLOTHがプレセールで1500万ドルを調達!上場前に購入できるラストチャンス

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

DEX(分散型取引所)とは?特徴・使い方・注意点などをわかりやすく解説

DEX(分散型取引所)とは?特徴・使い方・注意点などをわかりやすく解説

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

ビットコイン「第4回目の半減期」完了|価格への影響や仕組みをわかりやすく解説

ビットコイン「第4回目の半減期」完了|価格への影響や仕組みをわかりやすく解説

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

人気のタグから探す