BINANCE、上場廃止10銘柄「USDC」に自動変換へ|国内上場の仮想通貨も
暗号資産取引所BINANCE(バイナンス)は2024年10月8日に、BINANCEが取り扱っていた仮想通貨10銘柄をUSDCに自動変換することを発表しました。
USDCに自動変換されるのは上場廃止が発表されていた仮想通貨を含む以下の10銘柄で、日本時間2024年10月29日午前9:00にスナップショット(保有量記録)を実施してUSDCへの変換を行うと説明されています。
- Vai(VAI)
- Tornado Cash(TORN)
- OMG Network(OMG)
- Waves(WAVES)
- NEM(XEM)
- BarnBridge(BOND)
- Dock(DOCK)
- Mdex(MDX)
- Polkastarter(POLS)
- Pundi X PURSE(PURSE)
変換されたUSDCは日本時間2025年4月29日午前8:59までにユーザーのウォレットへ入金される予定で、ユーザーは日本時間2024年10月29日午前8:59までは対象トークンを出金することが可能、それ以降は出金ができなくなるとされています。
なお、今回の発表は「グローバル版BINANCE」から行われたもので、日本居住者向けサービスは「バイナンスジャパン」に移行しているため、USDCへの自動変換は日本ユーザーに直接影響を与えるものではありません。
ただし、BINANCEは世界最大級の暗号資産取引所であり、今回は「USDCへの自動変換」や「出金停止」に関する詳細発表が行われているため、今後は対象トークンの価格に影響がでる可能性があることなども踏まえて注意が必要です。
仮想通貨業界ではすでに非常に多くの仮想通貨が発行されていますが、この数年間では「仮想通貨の上場廃止・統合・サービス終了」などの発表も増えてきているため、多くの仮想通貨を保有している場合は定期的に各銘柄の最新情報を調べて必要な対応を行うことが重要です。
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Souce:BINANCE公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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