LUNC・USTC保有者は要確認「Terra Classicのブリッジ」に関する重要発表

by BITTIMES

LUNC関連の「Shuttle Bridge」が一時的に再開

Terraform Labs(TFL)は2024年8月28日に、テラクラシック(Terra Classic/LUNC)に関連する暗号資産を他のブロックチェーン上からTerra Classicのチェーン上に戻すことができる「Shuttle Bridge」が一時的に再開したことを発表しました。

Shuttle Bridge(シャトルブリッジ)とは

Shuttle Bridge(シャトルブリッジ)は、他のブロックチェーン上に転送されたTerra Classic関連の暗号資産をTerra Classicのブロックチェーン上に戻すことができるブリッジツールとなっています。

このブリッジツールでは、以下3種類のブロックチェーン上に存在している「LUNC」と「USTC」をTerra Classicのブロックチェーン上に戻すことが可能で、専用サイトにウォレットを接続して転送手続きを行う形となっています。

【Shuttle Bridgeの対応チェーン】

  • Ethereum(イーサリアム)
  • BNB Smart Chain(BSC)
  • Harmony(ハーモニー)

ブリッジ利用者はできるだけ早く変換を

今回の発表では、Terra Classicのブロックチェーン外部でLUNC・USTCを保有している人に対して「できるだけ早く変換手続きを行うように」との注意喚起もなされています。

Terra Classicに対応したシャトルブリッジは、2024年10月30日前後と推定される「Terraform Labのチャプター11プランの発効日」の30日後まで利用できるとのことで、この予定は変更される可能性があるとも説明されています。

ブリッジ閉鎖後は、コントラクト内に残されたユーザー資産が全てバーン(焼却処分)されるとのことで、その後はブリッジが永久に閉鎖されるとも説明されているため、Terra Classic外部でLUNC・USTCを保有している方は必ず変換手続きを行なっておくようにしましょう。

親愛なるTerraコミュニティの皆様へ

ラップされた資産を交換するための新しいShuttle Bridgeインターフェースがオープンしました。ブリッジの再開によって、ユーザーはイーサリアムメインネット、BNBチェーン(BSC)、ハーモニーネットワークにブリッジされたLUNCとUSTCをTerra Classicのネットワークに送り返すことができるようになりました。

ブリッジは現在からTerraform Labのチャプター11プランの発効日(2024年10月30日前後と推定される)の30日後まで開放されます(9月30日の発効を想定していますが、変更される可能性があります)。ブリッジを開くと、資産を換金して自由に使用できるようになります。問題を避けるため、できるだけ早く資産を変換するようにしてください。

ブリッジが閉鎖されると、コントラクト内のユーザー資産は全てバーンされ、ブリッジは永久に閉鎖されることになります。

シャトルブリッジのインターフェースはこちらからアクセスできます:
https://classic-bridge.terra.money

Terra ClassicでTerra Shuttleブリッジを利用していた方々には、この機会にTerra Classicの資産を引き換えることをお勧めします。

Terra Classic関連資産のブリッジ方法

Shuttle Bridgeで、Terra Classic関連の暗号資産をTerra Classicのブロックチェーン上に戻す方法は以下の通りです。

  1. Shuttle Bridgeのサイトにアクセス
  2. 左側で「交換元資産のチェーン」を選択してウォレット接続
  3. 右側で「TerraClassic」を選択してウォレット接続
  4. 変換する仮想通貨(LUNC or USTC)を選択
  5. 変換する仮想通貨の数量を入力
  6. 「Destination Address」に受取用ウォレットアドレスを入力
  7. 「Next」ボタンから次に進んで取引を完了させる

Shuttle BridgeでTerra Classic関連の暗号資産をTerra Classicのブロックチェーン上に戻す方法Shuttle BridgeでTerra Classic関連の暗号資産をTerra Classicのブロックチェーン上に戻す方法

今回発表されたブリッジツールは「こちらのページ」から利用することができます。

>>アルトコイン関連の最新ニュースはこちら


執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikの画像を用いて作成

仮想通貨ニュース|新着

バイナンス「BTC・ETH・SOL・BNB大量売却の噂」を否定|公式カスタマーサポートが説明NEW

バイナンス「BTC・ETH・SOL・BNB大量売却の噂」を否定|公式カスタマーサポートが説明

SOL・DOGE・XRP現物ETFの承認確率を予測|ブルームバーグアナリストが見解示す

SOL・DOGE・XRP現物ETFの承認確率を予測|ブルームバーグアナリストが見解示す

コインベスト、OSL Japanへ社名変更|香港OSLグループの日本市場進出

コインベスト、OSL Japanへ社名変更|香港OSLグループの日本市場進出

「取り残されたくない」米国の財団・大学がビットコイン購入の動き=報道

「取り残されたくない」米国の財団・大学がビットコイン購入の動き=報道

メタプラネットが40億円相当のビットコイン購入計画を発表、gumiも10億円相当を購入へ|日本でも拡大の動き

メタプラネットが40億円相当のビットコイン購入計画を発表、gumiも10億円相当を購入へ|日本でも拡大の動き

グレースケール、カルダノETF「Grayscale Cardano Trust」申請|初のADA単独金融商品

グレースケール、カルダノETF「Grayscale Cardano Trust」申請|初のADA単独金融商品

仮想通貨入門 - 基礎知識

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

市場分析・価格予想

資産運用大手VanEckの「2025年SOL価格予想」ソラナETF関連で進展も

資産運用大手VanEckの「2025年SOL価格予想」ソラナETF関連で進展も

ビットコイン価格「決断の時が近づいている」著名アナリスト予想

ビットコイン価格「決断の時が近づいている」著名アナリスト予想

ビットコイン10万ドル割れ|アーサー・ヘイズ氏は「さらなる下落調整」を予想

ビットコイン10万ドル割れ|アーサー・ヘイズ氏は「さらなる下落調整」を予想

アルトコインシーズンは終わり?複数のアナリストが「供給過多」の問題を指摘

アルトコインシーズンは終わり?複数のアナリストが「供給過多」の問題を指摘

ビットコイン、国家債務危機のヘッジ手段に「公正価値は約3,400万円」Bitwiseレポート

ビットコイン、国家債務危機のヘッジ手段に「公正価値は約3,400万円」Bitwiseレポート

アルトコインシーズン開始に必要となる2つの条件:Glassnode共同創設者

アルトコインシーズン開始に必要となる2つの条件:Glassnode共同創設者