米スポーツゲーミング関連企業、437万円相当のETH購入
2025年7月27日、ナスダック上場の米国企業SharpLink Gaming(シャープリンク・ゲーミング)が2億9,500万ドル(約437億円)相当のイーサリアム(ETH)を追加購入したことが明らかになりました。
オンチェーンデータ分析プロバイダーのLookonchainは、2025年7月28日、Arkhamのデータをもとに同社の追加購入について報告しています。
SharpLink(@SharpLinkGaming) bought another 77,210 $ETH($295M) and currently holds 438,017 $ETH($1.69B).https://t.co/143CVq5E6U pic.twitter.com/Oa4dQ9XFGF
— Lookonchain (@lookonchain) July 28, 2025
シャープリンク・ゲーミングがさらに77,210 ETH(437億円相当)を購入し、現在438,017 ETH(2,500億円相当)を保有しています。
シャープリンク社は、世界中のスポーツ賭博およびオンラインゲーミング向けのマーケティングサービスを提供する企業です。
同社は2025年5月28日に、イーサリアムを中核とする財務戦略を発表しており、調達資金の大部分をイーサリアムの購入に充てています。
7月29日現在、同社のイーサリアム保有量は約43万8,000ETHと民間企業としては世界最大規模であり、非営利団体イーサリアム財団の保有量(約23万6,600ETH)を大幅に上回り世界第2位となっています。
Yahooファイナンスのデータによると、シャープリンク・ゲーミング社の株価は7月28日に20.93ドル(約3,100円)で取引を終えており、年初来で172.4%上昇しました。
資金流入が過去最高水準、ETHに注目集まる
シャープリンク社のイーサリアム戦略
シャープリンク社は、これまで資産としてイーサリアムを保有する戦略を取っていましたが、直近ではステーキングや分散型金融(DeFi)などへの積極的な運用戦略を取り始めました。
この動きの背景には、先週発表されたデジタル資産分野の専門家であるブラックロック元幹部ジョセフ・シャローム氏の共同CEO就任が大きく関わっており、同氏の経験則や知識に基づき機関投資家を意識した戦略にシフトしたものと指摘されています。
NEW: Joseph Chalom, former Head of Digital Assets Strategy @BlackRock, joins SharpLink as Co-CEO
After two decades at BlackRock, where he helped launch IBIT ($87B+ AUM), ETHA ($10B+ AUM), and BUIDL (the first tokenized Treasury fund on Ethereum), @joechalom is now joining… pic.twitter.com/utOa76AhwE
— SharpLink (SBET) (@SharpLinkGaming) July 25, 2025
ブラックロック元幹部のジョセフ・シャローム氏がシャープリンクの共同CEOに就任
(中略)
ブラックロックで20年間勤務した彼が、シャープリンク社に加入し、イーサリアムを国際金融の中心に据えることを支援する。
現在における、イーサリアム関連商品への機関投資家の関心が急速に高まっている状況と相まって、同社の今後の動向は、より一層の注目を集めています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=148.39 円)
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Source:Lookonchain公式X投稿
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用



























