Sheetz、仮想通貨決済で店内商品が50%オフに
仮想通貨決済に対応している米国の人気コンビニチェーンである「Sheetz」が、仮想通貨決済で支払いを行った人に対して50%割引を適用する「Crypto Crave & Save」と呼ばれるキャンペーンを開始したことが明らかになりました。
Sheetz(シーツ)はガソリンスタンドも併設している米国のコンビニチェーンであり、2021年には仮想通貨決済ネットワークを展開している「FLEXA(フレクサ)」との提携を通じて仮想通貨決済に対応、2024年10月には750以上の全店舗で仮想通貨決済に対応したことが報告されています。
なお、Sheetzで支払いに利用できる仮想通貨としては2021年時点でビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・ライトコイン(LTC)・ドージコイン(DOGE)などが挙げられており、その後の報告ではソラナ(SOL)やUSDコイン(USDC)なども利用できると伝えられています。
今回開始されたキャンペーンは仮想通貨の利用を促進する取り組みの一環であり、「毎日午後3時から午後7時までの間にFlexaを通じて仮想通貨決済で店内商品を購入すると、50%オフになる」と報告されています。
Crypto bros, your moment has come. pic.twitter.com/lkTxtK24RV
— SHEETZ (@sheetz) August 6, 2025
ほとんどの商品で利用可能、最大10回まで割引適用
この仮想通貨決済割引はガソリン・ギフトカード・アルコール商品を除くすべての店内商品購入で自動適用される仕組みで、2025年8月1日〜2025年8月31日までの期間にSheetzで仮想通貨決済を行なった場合は最初の10回まで50%割引が適用されるとのことです。
1回の支払いで割引される金額の上限は15ドル(約2,200円)までに設定されているものの、支払い時は店員に“仮想通貨決済で支払いたい”と伝えてFlexa対応アプリをスキャンするだけで簡単に支払いができ、50%割引も自動適用されると伝えられているため、誰でも気軽にキャンペーンに参加できるようになっていると予想されます。
米国では仮想通貨決済に対応する店舗や企業が続々と増えており、仮想通貨決済利用者に対して割引を適用する事例も多数報告されているため、このような取り組みが増加すれば仮想通貨決済がより一般的になり、仮想通貨を購入する人も増加する可能性があると期待されます。
ブロックチェーンによってはネットワーク手数料がやや高額である場合もあるため注意が必要ですが、ビットコインのライトニングネットワークなどは非常に安い送金手数料を実現しているため、そのような仮想通貨・ブロックチェーンは今後決済分野でも広く利用されていく可能性あります。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=147.20円)
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source:Flexa
サムネイル:AIによる生成画像



























