この記事の要点
- X、投稿から株・仮想通貨の売買へ進む新機能を米国で開始
- コインベース・クラーケンなど取引所・証券5社が提携
投稿から仮想通貨・株の売買が可能に
X(Twitter)は2026年9月16日、SNS上で見つけた株式や仮想通貨(暗号資産)から提携先の取引サービスへ進める「Xキャッシュタグ・パートナー・プログラム」を、米国の利用者向けに開始しました。
これにより、X上で銘柄の価格情報や関連する投稿を確認した流れのまま、提携する証券会社や仮想通貨取引所へ移って売買まで進められるようになっています。
ローンチ時点では、インタラクティブ・ブローカーズ、Moomoo(ムームー)、Gemini(ジェナイ)、Kraken(クラーケン)、Coinbase(コインベース)の5社が提携先に名を連ねています。
グローバル広告責任者を務めるモニーク氏は、金融に関する会話を実際の行動につなげる取り組みだと述べ、利用者が情報を見つけて会話する流れを途切れさせずに提携先へ進めるようにしたと説明しています。
トラストウォレット、Xと連携か
取引ボタンで証券・取引所へ直接誘導
キャッシュタグで価格と投稿を一画面に表示
Xによると、取引連携の基盤となるキャッシュタグは、株式・ETF(上場投資信託)・仮想通貨のティッカーシンボルをタップ可能な形式で表示する機能となっています。
対応するキャッシュタグをタップすると、対象銘柄の価格チャートと関連する投稿が表示され、価格情報と市場の会話を同じ画面で確認できるとXは説明しています。
今回のパートナー・プログラムでは、このキャッシュタグに「Trade(取引)」ボタンが追加され、提携する証券会社や取引所へ移る導線が組み込まれました。
取引フローは4段階、売買は提携先で完了
Xが公表した取引フローは、キャッシュタグの検索または投稿、価格情報と関連投稿の確認、提携先の選択、取引完了の4段階で構成されています。
提携先を選択した後は、各社のモバイルアプリまたはウェブサイトに移り、既存アカウントへのログインまたは新規口座の開設を経て取引を行います。
取引そのものはX上では行われず、売買は各証券会社や取引所のサービス上で完了するとXは説明しています。
X「Cashtags」始動
スマートキャッシュタグから取引へ
Xは2026年初頭から、キャッシュタグでリアルタイムの価格情報を確認できるスマートキャッシュタグの整備を進めてきました。
今回のパートナー・プログラムでは、キャッシュタグから提携する証券会社や取引所へ進む取引導線が加わり、従来の価格情報や関連投稿の確認から売買へつながる形に拡張されています。
ただし、記事執筆時点でプログラムの提供対象は米国の利用者に限られており、日本を含む他の地域への展開については明らかにされていません。
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Source:X Business公式発表
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用
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