ブロックチェーン用いたオンライン医療ソリューション「楽医」開発へ:テックビューロ


テックビューロホールディングス株式会社は2019年11月7日に「株式会社HealthCareGate」と協力して「mijin Catapult(v.2)」を活用したオンライン医療ソリューション「楽医」の構築に向けた開発プロジェクトを発足したことを発表しました。

こちらから読む:セキュリティトークンの研究コンソーシアム発足「国内ニュース」

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処方箋管理ソリューションなどで「医療業界の環境改善」

「テックビューロホールディングス株式会社」と「株式会社HealthCareGate」が共同で開発を進める”楽医”は「医療の見える化・患者と医療従事者双方の負担軽減・医療従事者の働く環境改革」を目的としたオンライン医療ソリューションです。

一般の人々はこのソリューションを利用することによって「病院で受診してから処方箋を受け取り、調剤薬局で服薬指導を受けてから薬をもらう」という一連の流れをタブレット端末などで行うことができるため、何らかの理由で通院できなかった人々も病気を放置することなく、楽に治療を続けることができるようになります。

(画像:テックビューロプレスリリース)(画像:テックビューロプレスリリース)

テックビューロはこのプロジェクトに参画することによって「慢性期疾患を患う現役世代の2次予防サポート」や「複数科を受診する患者の多剤重複服用や残薬問題」などの課題解決に取り組んでいくと述べており、一人一人の国民が自分の健康情報を自分自身でオンライン上で管理できる環境を提供するとしています。

具体的には「ブロックチェーン技術の特性を活かして処方箋に紐づけられた個人情報を保護しつつ、診療録管理・薬歴管理・医薬品の流通経路・残薬確認・薬剤師による服薬指導実績などを記録管理することによって、過剰な薬の処方や重複投与などを防止し、事実に基づいた健康増進と医療費削減、医師・薬剤師の技術向上、働く環境改善などに取り組んでいく」とのことです。

(画像:テックビューロプレスリリース)(画像:テックビューロプレスリリース)

今後は「医療機関と薬局間における薬剤情報の共有」と「医師・薬剤師間の協働」を促進するために”電子処方箋管理ソリューション”の開発を進め、関連省庁・地方自治体・関連職能団体・製薬会社などと連携しながら「今年度中の実証実験・来年度中の社会実装」を目指していくと説明されています。

>>「テックビューロHD」の公式発表はこちら

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