ダッパーラボ:新作ブロックチェーンゲーム「NBA TopShot」のベータ版公開
世界的に人気のブロックチェーンゲーム「CryptoKitties」を開発したことで知られる「Dapper Labs(ダッパーラボ)」は、同社が新たに開発した米プロバスケットボールリーグ"NBA"とのコラボゲーム「NBA TopShot」のクローズドベータ版をリリースしました。
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「NBA選手のスーパープレイ」をトークン化
Dapper Labs(ダッパーラボ)がベータ版を公開した「NBA TopShot」は、NBA(全米プロバスケットボール協会)と協力して開発が進められている"NBA公式のブロックチェーンゲーム"です。「NBA TopShot」は、Dapper Labsが開発したブロックチェーンである「Flow(フロー)」を基盤として構築されています。
「NBA TopShot」は実在するバスケットボール選手の「代替不可能なトークン(Non-Fungible Token/NFT)」を取集できるように設計されており、それらのトークンはNBA選手が実際に試合でプレーした内容も反映される仕組みとなっています。
具体的な例としては「Kevin Durant選手の3ポイントシュート」や「Joel Embiid選手のダンクシュート」などといった"NBAにおける歴史的な瞬間"が動画・写真などのデータと共にトークン化されており、それらのトークンが"3次元のマルチメディアキューブ"として表示されています。プレイヤーはこれらのキューブ(NFT)をクリックすることによって、記録された動画などのデータを確認することができます。
✅ Token art revealed.
— NBA Top Shot (@nba_topshot) May 27, 2020
Sign up now so you're not stuck waiting on the bench: https://t.co/lzP4iIsWIm pic.twitter.com/z41raz3Nzg
「NBA TopShot」で提供されるNFTは、Dapper Labsから「パック」として購入することができますが、入手したNFTは"NFTマーケットプレイス"などを通じて売買することもできるため、そのような外部のNFTマーケットを通じて購入することも可能です。
パックはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨で購入できるだけでなく、クレジットカードを介した法定通貨による支払いで購入することもできるとのことです。ただし、大量に購入・取引を行う場合には本人確認手続き(KYC)が求められる場合もあるとされています。
「NBA TopShot」は現在、公式サイトでメールアドレスとパスワードを設定することによって"早期アクセス"のリクエストを送信することができるようになっており、2020年後半にはモバイル版のリリースも検討していると伝えられています。