中東の電気通信大手Zain:分散型台帳「Hedera Hashgraph」の運営委員会に参加

by BITTIMES

中東・北アフリカ地域の大手電気通信会社である「Zain(ザイン)」が、Google・BOEING・IBM・LG・野村ホールディングスなどといった数多くの大手企業が参加している分散型台帳プラットフォーム「へデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph/HBAR)」の運営委員会に参加したことが明らかになりました。

こちらから読む:"BTC基盤のID管理システム"β版公開「ブロックチェーン」関連ニュース

Hedera Governing Council「中東地域初の企業」参加

へデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph/HBAR)は、"第三世代の分散型台帳技術"として世界的に注目されている企業・団体向けのパブリック型の分散型台帳(DLT)プラットフォームであり、分散型台帳の分散化されたガバナンスモデルを実現するための運営委員会である「Hedera Governing Council」には、Google・BOEING・IBM・LG・野村ホールディングスなどといった数多くの大手企業が参加しています。

今回新たに「Hedera Governing Council」に参加した「Zain(ザイン)」は、クウェートに本社を構える大手電気通信会社であり、クウェート・バーレーン・イラク・ヨルダン・サウジアラビア・スーダン・南スーダン・レバノンなどといった中東・北アフリカ地域(MENA)の8カ国で4,950万人以上の顧客にモバイル音声・データサービスを提供しています。

Hedera Hashgraphは「より安全で公平なインターネットを作成すること」をビジョンとして掲げており、そのビジョンを実現するための取り組みの一環として様々な地域・分野の企業で「Hedera Governing Council」を運営していますが、「Zain」は中東地域から参加する初めての企業であるため「Hedera Governing Council」が様々な面でさらに強化されると期待されています。

Zainの副会長兼グループCEOであるBader Al Kharafi氏は『ブロックチェーンや分散型台帳技術はモバイルマネー・フィンテック・eヘルス・ドローンIoT5Gなどといった様々な新技術・サービスの強化に役立っている』と述べており、『Hedera Governing Councilへの参加はZainの企業戦略の1つの柱であり、主要な業界企業と協力して相互に有益な成果をもたらし、それによって顧客に提供する製品・サービスを改善することを目指している』と説明しています。

今回新たに「Zain」が参加したことによって「Hedera Governing Council」の参加メンバーは以下の15社となりました。

  • Google(IT大手)
  • IBM(大手コンピューター関連企業)
  • Boeing(世界最大の航空宇宙機器開発製造会社)
  • Deutsche Telekom(欧州通信最大手)
  • Tata Communications(インド通信会社最大手)
  • DLA Piper(国際的な法律事務所)
  • FIS(米金融サービス大手)
  • Wipro(インドIT大手)
  • Swisscom Blockchain(スイス電気通信業者・SIer)
  • Magazine Luiza(ブラジル最大の小売企業)
  • LG Electronics(韓国の大手総合家電・情報通信メーカー)
  • University College London(1826年設立のイギリスの総合大学)
  • Swirlds(ハッシュグラフの特許所有およびヘデラの発案者)
  • 野村ホールディングス株式会社(日本の投資銀行・証券持株会社)
  • Zain(中東の大手電気通信会社)NEW!

>>「Hedera Hashgraph」の公式発表はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

日本セキュリティトークン協会に「Tezos Japan一般社団法人」が参加

日本セキュリティトークン協会に「Tezos Japan一般社団法人」が参加

デジタル証券投資サービス「ALTERNA」ホテル不動産を対象とした2号案件を公開

デジタル証券投資サービス「ALTERNA」ホテル不動産を対象とした2号案件を公開

Cardano創設者:90年代のRPGゲーム「Legend of Valour」を買収

Cardano創設者:90年代のRPGゲーム「Legend of Valour」を買収

ビットコインが金融革命を起こす可能性|BlackRock CEOがBTC・ETFについてコメント

ビットコインが金融革命を起こす可能性|BlackRock CEOがBTC・ETFについてコメント

Libra協会:最大賞金10,000ドルの「バグ報奨金プログラム」を開始

Libra協会:最大賞金10,000ドルの「バグ報奨金プログラム」を開始

BINANCE:リスク(Lisk/LSK)の「ステーキングサービス」提供か

BINANCE:リスク(Lisk/LSK)の「ステーキングサービス」提供か

注目度の高い仮想通貨ニュース

仮想通貨企業の広告に「エミネム」登場|世界的セレブの起用に注目集まる

仮想通貨企業の広告に「エミネム」登場|世界的セレブの起用に注目集まる

SHIB公式パートナーのK9 Finance DAO「初代委員会メンバー11名」を発表

SHIB公式パートナーのK9 Finance DAO「初代委員会メンバー11名」を発表

日本初の預金型ステーブルコイン「トチカ」サービス開始:北國銀行

日本初の預金型ステーブルコイン「トチカ」サービス開始:北國銀行

ワールドコイン(WLD)独自のL2ブロックチェーン「World Chain」発表

ワールドコイン(WLD)独自のL2ブロックチェーン「World Chain」発表

米国の国家予算を「ブロックチェーン」で公開する方針:米大統領候補ケネディJr氏

米国の国家予算を「ブロックチェーン」で公開する方針:米大統領候補ケネディJr氏

フィンテックの未来が見える「Wiki Finance Expo 香港 2024」香港が再び世界の脚光を浴びる

フィンテックの未来が見える「Wiki Finance Expo 香港 2024」香港が再び世界の脚光を浴びる

コインチェック:スマホアプリで「ビットコイン相場予想」提供開始

コインチェック:スマホアプリで「ビットコイン相場予想」提供開始

Slash:Bybit Web3で「SVLトークンのIDO」開始|現物取引も提供予定

Slash:Bybit Web3で「SVLトークンのIDO」開始|現物取引も提供予定

GMOコイン:レバレッジ取引で「6銘柄」サポート|手数料無料キャンペーンも開催

GMOコイン:レバレッジ取引で「6銘柄」サポート|手数料無料キャンペーンも開催

SHIB関連のDeFiサービス「K9 Finance」のプレビュー画像公開

SHIB関連のDeFiサービス「K9 Finance」のプレビュー画像公開

ビットポイント:BTC半減期記念「口座開設キャンペーン」開始

ビットポイント:BTC半減期記念「口座開設キャンペーン」開始

稲垣組・もぐら組が誕生?コインチェック「新テレビCM」全国放映へ|記念キャンペーンも

稲垣組・もぐら組が誕生?コインチェック「新テレビCM」全国放映へ|記念キャンペーンも

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

ビットコイン「第4回目の半減期」完了|価格への影響や仕組みをわかりやすく解説

ビットコイン「第4回目の半減期」完了|価格への影響や仕組みをわかりやすく解説

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Astar(ASTR)の「dApp Staking」でステーキングする方法|画像付きでわかりやすく解説

Astar(ASTR)の「dApp Staking」でステーキングする方法|画像付きでわかりやすく解説

人気のタグから探す