暗号資産4銘柄で「売り圧力」強まる可能性|PlusToken関連で数百億円規模の資金移動

by BITTIMES   

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2020年5月頃から100万円前後での推移を続けており、主要な暗号資産(仮想通貨)でも停滞が続いていますが、最近では"暗号資産史上最大の出資金詐欺"とも呼ばれる「PlusToken(プラストークン)」関連のアドレスから数百億円規模の暗号資産が移動されていると報告されているため、業界では「BTC・ETH・EOS・XRP」などの通貨で"売り圧力"が強まる可能性があると懸念されています。

PlusToken資金「数百億円相当」が取引所などに移動

暗号資産投資ファンド「DTC Capital」の責任者である「Spencer Noon(@spencernoon)」氏は2020年6月25日のツイートで、"暗号資産史上最大の出資金詐欺"とも呼ばれる「PlusToken(プラストークン)」の大量の資金が、取引とミキシングのために新しいウォレットアドレスへと移動されたことを報告しました。

同氏はこのツイートの中で『ビットコインが約217億円相当、イーサリアムが約196億円相当、イオスが約73億円相当、XRPが約4.3億円相当移動されている』と報告しており、暗号資産市場がこれだけの金額を買い支えることができなければ、価格下落につながる可能性があると指摘しています。

今週は以下のような「PlusToken」の資金が取引とミキシングのために新しいアドレスへと移動されました。
・22,000BTC(2億300万ドル)
・789,000ETH(1億8,300万ドル)
・26,000,000EOS(6,800万ドル)
・20,000,000XRP(400万ドル)

大きな問題は、暗号資産市場がこの量を吸収できるのか、それとも私たちは下落の道を進むことになるか?ということです。

PlusToken(プラストークン)が保有している暗号資産の数量は膨大であるため、暗号資産市場では『これらの暗号資産が売却されることによって、価格下落を引き起こす可能性がある』として以前から警戒されていました。

ビットコインなどをはじめとする複数の暗号資産は今年3月頃から徐々に価格が回復してきており、BTC価格は100万円付近まで回復したものの、今のところは100万円前後の抵抗線を突破できておらず、2020年6月26日時点では「1BTC=98万円前後」で推移しています。

暗号資産業界では『PlusTokenは保有している暗号資産を価格高騰時に売却する可能性が高い』と考えられていましたが、ここ最近で取引所などに資金が移動されていることを踏まえると、近日中にこれらの暗号資産が売却される可能性あるため「BTC・ETH・EOS・XRP」などの暗号資産に"新しい大きな壁"が立ちはだかる可能性があると懸念されています。

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