マッチングアプリ「Tinder」メタバース参入やアプリ内通貨発行を検討

by BITTIMES

世界最大級のマッチングアプリ「Tinder(ティンダー)」が、プレミアムサービスへの支払いに使用できる「アプリ内通貨」や、メタバース(仮想空間)である「Tinderverse」について検討を進めていることが「ロイター」の報道で明らかになりました。

こちらから読む:ビットコイン価格、42,000ドルまで急落「暗号資産」関連ニュース

Tinderのメタバース「Tinderverse」構築か

世界最大級のマッチングアプリ「Tinder(ティンダー)」のCEOであるRenate Nyborg氏は「ロイターネクストカンファレンス」でインタビューに応じた際に『仮想通貨・メタバースへの参入について検討していること』を明かしたと報告されています。

ロイターの報道によると、Tinderは現在『オフラインとオンラインの世界の境界線をどうやって曖昧にするか』を模索しているとのことで、「ユーザーがプレミアムサービスへの支払いに使用できるアプリ内通貨」のテストを実施していると報告されています。この通貨がどのような技術で発行される通貨なのかについては明らかにされていないものの、ユーザーはアプリ上で良い行動を行なった際に報酬としてこの通貨を受け取ることができるとされています。

また、Renate Nyborg氏は「メタバースでの出会いに関する同社の計画」について質問を受けた際に『社内では"Tinderverse"について話し合いを行っている』と明かしており、『これはオフラインとオンラインの境界線を曖昧にすることを目的としたものだ』と説明しています。

メタバースとは、パソコン・スマホ・VRデバイスなどといった様々なデバイスでアクセスすることができるインターネット上の仮想空間であり、最近では「Facebook(フェイスブック)」がメタバース事業参入に向けて「Meta(メタ)」へと社名変更したことなどが大きな注目を集めていました。

先月は出会い系アプリの「Bumble(バンブル)」が11月の決算説明会で『メタバースで何が起きてもいいように準備したい』との考えを語っていたため、今後はマッチングアプリを提供している企業からも「メタバース参入」の発表が行われていく可能性があると注目されています。

なお、Renate Nyborg氏は「Tinderは依然として現実の出会いを支援することに重点を置いている」とも説明しており、『新型コロナウイルスのパンデミックによって"インターネットだけでつながりを感じることが可能であること"が示された一方で、"現実のつながりの重要性"も示された』と語っています。

>>「ロイター」の報道はこちら

仮想通貨ニュース|新着

米SEC、プロシェアーズXRP先物ETFを承認|4月30日に公開へNEW

米SEC、プロシェアーズXRP先物ETFを承認|4月30日に公開へ

UAEのデジタルバンク「Ruya」仮想通貨取引を提供する世界初のイスラム銀行にNEW

UAEのデジタルバンク「Ruya」仮想通貨取引を提供する世界初のイスラム銀行に

仮想通貨ニュース週間まとめ「規制・国際送金・XRP・BTC」などの注目記事

仮想通貨ニュース週間まとめ「規制・国際送金・XRP・BTC」などの注目記事

ルミス議員がFRBに猛反発、仮想通貨規制撤回は「口先だけの茶番でしかない」と批判

ルミス議員がFRBに猛反発、仮想通貨規制撤回は「口先だけの茶番でしかない」と批判

北朝鮮ハッカー、米国に偽企業を設立し仮想通貨開発者にマルウェア攻撃

北朝鮮ハッカー、米国に偽企業を設立し仮想通貨開発者にマルウェア攻撃

カルダノウォレット「Lace」仮想通貨XRPもサポートへ|ホスキンソン氏がAMAで近況報告

カルダノウォレット「Lace」仮想通貨XRPもサポートへ|ホスキンソン氏がAMAで近況報告

仮想通貨入門 - 基礎知識

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

市場分析・価格予想

「2030年までにビットコインは240万ドルに」アーク・インベストが示す25倍上昇の道筋

「2030年までにビットコインは240万ドルに」アーク・インベストが示す25倍上昇の道筋

ステーブルコイン、2030年に時価総額3.7兆ドルに達する可能性|米国債の新たな購入先に

ステーブルコイン、2030年に時価総額3.7兆ドルに達する可能性|米国債の新たな購入先に

ビットコイン「93,000ドル」まで回復、市場全体が全面高に|米政治リスク低下が要因か

ビットコイン「93,000ドル」まで回復、市場全体が全面高に|米政治リスク低下が要因か

ビットコイン、10万ドル未満で取得できる「最後のチャンス」となる可能性|アーサー・ヘイズ氏予測

ビットコイン、10万ドル未満で取得できる「最後のチャンス」となる可能性|アーサー・ヘイズ氏予測

「アルトコインの大規模な上昇が迫る」流動性・景気循環の底打ち|著名アナリスト予測

「アルトコインの大規模な上昇が迫る」流動性・景気循環の底打ち|著名アナリスト予測

「ビットコイン・金・銀」を手にする者だけが生き延びる|ロバート・キヨサキ氏

「ビットコイン・金・銀」を手にする者だけが生き延びる|ロバート・キヨサキ氏