Miner Oneは、成層圏35,000メートル以上に仮想通貨のマイニングマシンを搭載した水素風船を打ち上げました。
これは、今年のビットコインが35,000ドルに達するという予測に合わせて意図的に選んだ高さであるとのことです。
マイニングマシンを宇宙に打ち上げる試み
Miner Oneは仮想通貨全体の価格が上昇を続ける中、ビットコインの価格が月に届くほど上昇するという予測をたてるとともに、実際にビットコインを宇宙に送り出しています。
ビットコイン(BTC)が大きな期待を保っている理由を、Miner OneのCEOであるPranasSlušnys氏は次のように説明しました。
「ブロックチェーン技術の世界で最も一般的で実績のあるアプリケーションであり続けるため、ビットコインは好調です。最近の市場の低迷にもかかわらず、我々は関心と採用を増やしている」
Space Miner Oneと呼ばれるこのプロジェクトには、ラズベリー・パイ/バッテリー/衛星トランスミッタ/GoPro Hero 5などの他に、物理的なBitcoinを1人の幸運な勝者に賞金を与えるプロモーション・ウェディングステッドが搭載されたリグなども含まれていました。
またこの衛星は極端な温度から保護するための保護層を装備していました。
地面から100,000フィートに達した後、空気圧が低下しSpace Miner Oneが直径2.2メートルから10メートルに拡大しました。
リグがこの高度に当たったときに、バルーンが破壊されパラシュートを展開して地球に戻ってきます。
衛星送信機を使用してクルーは機体とそのデータを直ぐに回収しました。
宇宙でのマイニングがもたらす利点とは?
この宇宙でマイニング(採掘)を行うという試みはまだまだ新しい概念です。成層圏での仮想通貨マイニングは、凍結温度や豊富な太陽エネルギーなどの利点を活用することができます。
昨年、ビットコインの開発者であるピーター・トッド氏は、これらの利点について次のようなコメントをのこしています。
「電気などよりもブロックの形で地球に戻ってスペースに集めビーム太陽光発電にたくさん安いです。」
宇宙でマイニングを行うための太陽電池パネルは、成層圏の低温で機能したそうです。
ミッションはわずか330Mh/sの鉱山ハッシュレートで2.5時間続いたとのことです。
Miner OneのPRスタントはビットコインの宇宙時代の始まりを感じさせます。
上昇を続けるビットコイン
ビットコイン(BTC)の価格は再び100万円を突破しており、その価格を定着させつつあります。
Miner Oneが予想する35,000ドル(約385万円)に到達する日は、そう遠くないのかもしれません。
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