決済データをデジタル資産化「SyFu」提供へ
Web3関連サービスを展開している「GINKAN」は2023年6月20日に、決済データの価値をデジタル資産化するGameFiを搭載したウォレット「SyFu」のプロジェクトを公開しました。
「SyFu」は、決済データ・GameFi・ウォレットを組み合わせたWeb3ウォレットアプリとなっており、お金を使うことによる経済貢献を可視化して、地域社会や世界経済への貢献を具体的に実感することができる”未来のお財布”を目指すと説明されています。
GINKANは『私たちが日々行っている消費活動は一見些細な行動に思えるが、地域社会や経済全体に大きな影響を与えている』と説明しており、SyFuを通じて経済貢献の証明となる決済データの価値をデジタル資産に変えて、経済貢献を体感できる世界を構築していくビジョンを公開しています。
GameFi搭載ウォレット「SyFu」とは?
SyFuは、経済貢献の象徴となるNFTコレクション「MANEKINEKO」を保有して、日常の食事や買い物のキャッシュレス決済データで育成することによってトークンやNFTの報酬を獲得することができるiOS・Android端末向けのWeb3ウォレットアプリとなっています。
ユーザーは、普段利用しているクレジットカードなどのキャッシュレス決済データを自動的にSyFuアプリに取り込んで活用することが可能で、獲得したデジタル資産を売買することもできるようになるとされています。
SyFuを通じて証明される経済貢献実績は、ユーザー自身が所有する譲渡不可なNFTであるソウルバウンドトークン(SBT)の形式で記録される仕組みで、このようなアプリを提供することによって「お金を使うことがより楽しくなるWEB3時代の新しい消費体験」を創出すると説明されています。
今後はグローバルコミュニティと共に以下のようなロードマップでプロジェクトが展開される予定となっており、「ガバナンストークンの発行」や「WEB3決済サービスの公開」などが計画されていることも報告されています。
- ホワイトペーパー公開
- Genesis NFT公開
- “MANEKINEKO” NFT Collection公開
- クローズドβテスト開始
- オープンβ公開及びユーティリティートークン発行
- マーケットプレイス公開
- ガバナンストークン発行
- エンタープライズ向けサービス公開
- WEB3決済サービス公開
今回の発表では「ウェイティングリスト登録を開始したこと」や「グローバルコミュニティの構築を目的とした公式サイト・Twitter・Telegram・Discordを正式オープンしたこと」なども報告されており、今後のプロジェクトのアップデートはSNSやミディアムブログで公開すると説明されています。
GINKAN社は、2023年4月1日付でライブドア社へ事業譲渡されたトークンエコノミー型グルメSNSアプリ「シンクロライフ」を6年間に渡って開発・運営してきた実績を有しているため、新たに発表されたGameFi搭載ウォレット「SyFu」の今後にも注目が集まります。
>>SyFu公式ウェブサイト
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(GINKAN発表)