クジラウォレットへのSHIB流入額が「2,595%」増加|下落中に買い増しか?
SHIB調整期間中にクジラが大量購入?
仮想通貨を大量保有する大口保有者(クジラ)のウォレットアドレスに、短期間で膨大な数のシバイヌ(Shiba Inu/SHIB)が流入していることが仮想通貨メディア「UToday」の報告で明らかになりました。
UTodayが「IntoTheBlock」のデータを引用する形で報じた内容によると、クジラのウォレットアドレスに移動されたSHIBの枚数は2日間で2,595%急増したとのことで、2月7日時点で「2,752億SHIB」だった流入額は2月9日に「2兆3,100億SHIB」まで増加したと伝えられています。
クジラアドレスへの資金流入は「取引所で購入した仮想通貨を自己管理型ウォレットに移動させた」という動きであると考えられるため、対象ウォレットの所有者は長期的にSHIBを保有し続ける計画を持っているのだと考えられています。
また、SHIB価格は昨年12月に0.000012ドル(約0.0018円)まで上昇した後に、0.0000085ドル(約0.0013円)付近まで下落して停滞していたため、今回のクジラはSHIB価格停滞中にSHIBを買い増して蓄積した可能性があるとも考えられています。
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投資家の多くは0.000009ドル付近で購入か
「IntoTheBlock」で公開されているデータでは「多くのウォレットが0.000008ドル〜0.000009ドル(約0.0012円〜0.0013円)の価格帯でSHIBを購入していること」が示されています。
0.000008ドル〜0.000011ドルの間でSHIBを購入したアドレスの数(画像:IntoTheBlock)
また、現在SHIBを保有しているアドレスを確認できるデータでは、0.000010ドル〜0.000013ドル(約0.0015円〜0.0019円)の価格帯でSHIBを購入した人が多いことも示されているため、この価格帯でSHIBを購入して含み損の状態になっている人も多いのだと考えられます。
現在SHIBを保有しているアドレスの情報(画像:IntoTheBlock)
SHIB価格は本日12日に0.0000096ドルまで回復した後にやや下落していますが、クジラや投資家たちは0.000009ドル以下の価格帯でSHIBを買い増しており、SHIBやShibariumの技術活用も順調に進んでいるため、長期的にはさらなる回復・上昇が見られる可能性があると期待されています。
2023年9月30日〜2024年2月12日 SHIB/USDの日足チャート(画像:TradingView)
ただし、今後はSHIBクジラが受け取ったSHIBを外部に送金して売却する可能性もあり、現在の下落トレンドを抜け出すことができなければさらなる下落が発生する可能性も残されているため、そのような可能性を考慮することも重要です。
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(UToday報道)