ビットコイン:14カ国で過去最高値更新「救命ボートになりつつある」元コインベースCTO
日本を含む14カ国で過去最高値更新
米大手暗号資産取引所コインベースの元最高技術責任者であるバラジ・スリニバサン氏は2024年2月22日に、ビットコイン(BTC)が日本を含む世界14カ国で過去最高値を更新したことを報告しました。
同氏の報告によると、BTCは以下の14カ国で過去最高値を更新しているとのことで、『ビットコインは、10億人以上の人口と7兆ドル以上のGDPを誇る14カ国で救命ボートになりつつある』ともコメントされています。
- アルゼンチン
- ブルンジ
- コンゴ
- エジプト
- ガーナ
- 日本
- ラオス
- レバノン
- マラウイ
- ナイジェリア
- パキスタン
- シエラレオネ
- スーダン
- トルコ
In fourteen countries representing 1B+ people and $7T+ in GDP, Bitcoin is becoming a lifeboat. pic.twitter.com/W2yngQNOrn
— Balaji (@balajis) February 22, 2024
ビットコインは14カ国で過去最高値を更新した。
ビットコインは、10億人以上の人口と7兆ドル以上のGDPを誇る14カ国で救命ボートになりつつある。
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インフレ対策としてのビットコイン
ビットコイン(BTC)の価格は記事執筆時点で約51,400ドル(約770万円)で、米ドル建て過去最高値は約68,000ドル(約1,023万円)となっています。
2019年12月9日〜2024年2月23日 BTC/USDの週足チャート(画像:TradingView)
「BTC/USD」のチャートで見ると、米ドル建ての過去最高値更新までにはもうしばらくかかるように見えるものの、今回挙げられた14カ国では対米ドルで法定通貨の価値が下落しているため、すでに過去最高値を更新した形となっています。
ビットコインは総発行枚数が「2,100万BTC」に制限されているため、インフレ(物価上昇・通貨の価値下落)から資産を守るための優れた避難先になると考えられており、『BTCを購入して資産を守るべき』という意見が複数の専門家から語られています。
「金持ち父さん貧乏父さん」シリーズを執筆したことで知られるロバート・キヨサキ氏もそう主張する人物の一人で、今月8日には「学生パイロットが緊急時の不時着方法を学ぶのと同じように、人々も世界経済が崩壊した場合に資産を守る方法を学ぶべき」と指摘した上で、「金・銀・ビットコインは軟着陸できるようにするためのパラシュートだ」と説明しています。
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