Tether「5つのブロックチェーンのサポート終了」を発表|保有者は期日までに対応を

ステーブルコイン「USDT」を発行していることで知られるTether(テザー)は2024年7月11日に、複数のブロックチェーンにおける「USDT」と「EURT」の償還を終了することを報告し、保有者に対して期日までの償還・返還を求めました。

ブロックチェーンのサポート終了は以前から報告されていたもので、昨年と今年発表されたものをあわせて以下5つのブロックチェーンのサポートを終了すると報告されています。

  • Omni(オムニ)
  • Kusama(クサマ)
  • SLP(スムース・ラブ・ポーション)
  • EOS(イオス)
  • Algorand(アルゴランド)

Tetherはブロックチェーンのサポートを決定する際に「セキュリティ・顧客サポート・規制要件への準拠・安全性・使いやすや・持続可能性」などといった様々な要素を考慮しているとのことで、上記5つのブロックチェーンは慎重に検討した結果、サポート中止が決定されたと説明されています。

今回の発表はこれらのサポート終了に関する続報を伝えるもので、具体的には2025年9月1日には該当チェーンにおけるUSD₮・EUR₮の償還を受け入れる義務がなくなり、残っている全てのUSD₮・EUR₮が凍結されると説明されています。

Omni、Kusama、SLP、EOS、AlgorandでUSD₮・EUR₮を保有しているユーザーには「保有資産をできるだけ早く償還するか、別チェーン上の資産に返還すること」が求められているため、該当チェーンでUSD₮・EUR₮を保有している場合は早めに対応を行っておくことが重要です。

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Tether公式発表

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