80,000人の公務員にビットコイン教育、エルサルバドルで新たな取り組み
ビットコイン研修・認定プログラムを開始
エルサルバドル政府が、80,000人の公務員を対象としたビットコイン(BTC)の研修・認定プログラムを開始することが明らかになりました。
今回のニュースは、エルサルバドルの仮想通貨関連プロジェクトを管理する国立機関であるThe National Bitcoin Office(ONBTC)から2024年8月21日に発表されたもので、「エルサルバドルは先駆的な取り組みを続けている」と強調されています。
??EL SALVADOR CONTINUES TO TRAILBLAZE!
— The Bitcoin Office (@bitcoinofficesv) August 20, 2024
El Salvador will soon begin providing #Bitcoin instruction and certification to 80,000 public servants. https://t.co/gG9tMPvnPa
?? エルサルバドルは先駆的な取り組みを続けています!
エルサルバドルは間もなく、8万人の公務員を対象としたビットコイン研修と認定プログラムを開始します。
BTC・ブロックチェーン・AIなどの研修を実施
公務員を対象としたビットコイン教育プログラムは、エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領が統治・行政基準を高める目的で2021年に設立した行政イノベーション高等学校(ESIAP)の一環であると説明されています。
このプログラムは合計9つの研修モジュールで構成されるもので、その中には「サイバーセキュリティ、ビットコイン、ブロックチェーン、人工知能(AI)」に関する内容も含まれています。
参加者はプログラムに参加することによって、これらの技術について学習することが可能で、修了すると各分野の認定を受けることができる仕組みとなっています。
ビットコイン・仮想通貨・ブロックチェーンなどの技術はこの数年間で急速に普及してきていますが、その詳細を理解できている人の数は限られているため、現在は仮想通貨業界が長期的な成長を続けるためにも「教育」の重要性が強調されています。
公務員を対象としたビットコイン教育プログラムで公務員の仮想通貨に対する理解が深まれば、学校や民間でのビットコイン教育推進にもつながるため、最終的にはエルサルバドル全体におけるWeb3業界の発展につながると期待されます。
仮想通貨都市計画も進行中
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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