Jupiter(JUP)価格上昇「50%買い戻し・バーン・Moonshot買収」など様々な注目発表

by BITTIMES

「50%の買い戻し計画」と「30億JUPのバーン」発表

ソラナ(Solana/SOL)基盤の分散型取引所(DEX)アグリゲーターであるJupiter Exchange(ジュピター・エクスチェンジ)は2025年1月26日に「手数料収入の50%を使用してJUPトークンの買い戻しを行うこと」や「30億JUPの大規模バーン」を発表しました。

JUPトークンは、ガバナンストークンとしての機能を有するJupiterの独自トークンであり、JUP保有者は投票を通じてJupiterに関する重要な決定に参加することができるようになっています。

今回の発表は、Jupiter関連のイベントである「Catstanbul 2025」の中で行われたもので「プロトコル手数料の50%をJUPトークンの買い戻しに充てること」や「JUP総供給量の30%に相当する30億JUPをバーン(焼却処分)すること」が報告されています。

※バーン:特定の仮想通貨を誰もアクセスできないウォレットアドレスに送金して二度と利用できないようにする行為のこと。バーンを実施すると、その数量の仮想通貨が二度と利用できなくなり、供給量が削減されるため、仮想通貨の希少価値が高まり、価格も上昇しやすくなると期待されている。

なお、JUPトークンの買い戻しに関しては「プロトコル手数料の50%をJUPの買い戻しに充てて、残りの50%は成長・将来の戦略・運営の安定性のために割り当てる」と報告されています。

速報:Jupiterが50%のJUP買い戻しを発表!

30億JUPをバーン🔥

Moonshot・SonarWatchの買収報告も

今回の「Catstanbul 2025」では、ドナルド・トランプ大統領の公式ミームコイン「$TRUMP」の公式サイトなどにも記載されたことで注目を集めたミームコイン市場「Moonshot(ムーンショット)」の株式の過半数をジュピターが取得したことも報告されています。

Moonshot(ムーンショット)は、ソラナ基盤のミームコインを簡単に取引できるiOS・Android対応のスマホアプリであり、銀行送金・クレジット/デビットカード・Apple Payなど様々な決済手段を提供して、初心者でも簡単にミームコインを売買できる環境を構築しています。

ムーンショットの買収については、ジュピター創設者のmeow氏からも報告がなされていて、「Moonshotのチームは私がこれまで出会った中で最も賢く情熱的な人々の集まりである」とコメントされています。

Catstanbulの最初の発表としてとても嬉しいお知らせがあります。JupiterがMoonshotの株式の過半数を取得しました。

このチームは私がこれまで出会った中で最も賢く情熱的な人々の集まりであり、一緒にミームの未来について議論するのは非常に楽しい経験でした。

さあ行こう!

また、Jupiterは2025年1月25日に、エアドロップチェッカーなどを備えたポートフォリオ追跡ツールである「SonarWatch」の買収も報告しています。

今回の報告では、ソラナ上での活動を管理・追跡できるツールとなる「Jupiter Portfolio」をリリースしたことも報告されていて、モバイル版も近日公開予定とされています。

ちなみに、SonarWatchも買収しました。

本日、彼らが構築した「portfolio.jup.ag」をリリースしました。

ソラナでのアクティビティを管理・追跡できるツールで、Jupiterに統合済みです。モバイル版も近日公開予定です!

新機能発表なども重なりJUP価格高騰

Jupiterではこの他にも「Ultra Mode」や「Jupiter Shield」などといった新機能・ツールも発表されており、一連の発表を受けて0.76ドル(約118円)付近まで下落していたJUPトークンの価格は一時的に1.26ドル(約196円)付近まで上昇しています。

2025年1月18日〜27日 JUP/USDの3時間足チャート(画像:TradingView)2025年1月18日〜27日 JUP/USDの3時間足チャート(画像:TradingView)

JUP価格は記事執筆時点で0.98ドル(約153円)付近まで下落しているものの、今回発表された「買い戻し・バーン・買収・新機能」などはJupiterのさらなる成長を期待させるものであるため、今後の展開にはますます期待が高まっています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=155.96円)

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

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