House of Doge、セリエCクラブの経営に参入
ドージコイン(DOGE)財団の企業部門であるHouse of Doge(ハウス・オブ・ドージ)は2025年10月20日、イタリア3部リーグ(セリエC)に所属する歴史あるサッカークラブ「U.S.トリエスティーナ1918」の筆頭株主になったことを発表しました。
同クラブは現在リーグ戦で最下位にあり、発表によると、House of Dogeは資金提供や地域支援を通じて、クラブの経営再建とファン体験の向上を目指す方針です。
また、House of Dogeはドージコインの実用性向上に取り組んでおり、コミュニティや文化的価値、長期的ビジョンを共有するプロジェクトを支援することで、地域社会と仮想通貨(暗号資産)の架け橋となることを目指しています。
It’s official! House of Doge is now the majority owner of U.S. Triestina 1918, one of Italy’s oldest professional football clubs!
Dogecoin was founded on Community—and the world’s game is one of the biggest communities there is. We will support Triestina with immediate capital… pic.twitter.com/npUKFiROtR
— House of Doge (@houseofdoge) October 20, 2025
公式発表:ドージコイン関連企業「House of Doge」は、イタリアでもっとも歴史あるプロサッカークラブの一つである「U.S.トリエスティーナ1918」の過半数株式を取得しました。
ドージコインは「コミュニティ」を理念に掲げており、サッカーもまた世界で最も大きなコミュニティの一つです。
私たちはトリエスティーナに対して、サッカー運営やコミュニティ活動の強化を目的とした即時の資本投資を行い、クラブの経営陣と協力して、仮想通貨をファンにとって使いやすい形で取り入れる方法を模索していきます。(後略)
公式DOGEトレジャリー始動へ
ドージコイン財団企業部門、欧州サッカークラブ経営に参入
ドージコイン財団が目指す社会貢献と戦略
House of Dogeによる今回のトリエスティーナ株式取得は、欧州プロサッカークラブに仮想通貨企業がオーナーとして参入する初の事例とされています。
同社は「Doing Only Good Everyday(毎日に善行を)」の理念のもと、コミュニティや文化的価値を重視したプロジェクトに投資しており、今回の出資もその一環とみられています。
ドージコイン財団の公式商業部門であるHouse of Dogeは、仮想通貨と伝統スポーツの融合を進める中で、今回の取り組みが欧州サッカーにおけるデジタル資産活用の最前線に立つものと位置付けています。
DOGE決済導入で変わる観戦体験と支払い
発表によると、具体的な施策としてHouse of Dogeはトリエスティーナに即時の資金を投入し、クラブ運営の強化や地域支援策を実施する予定です。
同時にホーム戦のチケットや飲食・グッズ代の支払いに仮想通貨「DOGE」決済を導入し、ファンが使いやすい形で仮想通貨を利用できる環境を整える計画です。
こうした決済手段の導入によって、試合日の観戦体験を向上させながらクラブの財務基盤を強化し、同時にドージコインの実需拡大にもつなげると説明しています。
DOGE企業が見据える欧州クラブの将来像
House of Dogeのマルコ・マルジオッタCEOは、今回の投資について「ドージコインの世界的コミュニティと欧州の名門クラブを繋ぎ、デジタル資産が現実世界で価値を生み出せることを証明する第一歩だ」と述べています。
合併パートナーであるBrag House(TBH)のCEOラヴェル・フアン・マロイ2世も、この合併を「デジタルコミュニティを現実のオーナーシップへ進化させる試み」と位置付け、ファンをデジタル経済におけるオーナーにすることで最終的にTBH株主への長期的価値創出につながると強調しました。
トリエスティーナは現在セリエC最下位に沈む古豪クラブであり、House of Dogeからの資本注入による再建が期待されています。
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Brag Houseとの合併でDOGE経済圏を拡大へ
今回の動きはドージコイン財団が進める実社会進出戦略の一環で、House of Dogeは10月13日に米ナスダック上場企業Brag House Holdingsとの合併契約を発表しました。
この合併によりナスダック上場を目指しており、5,000万ドル(約75億円)の投資を背景にドージコインのエコシステム拡大を計画しています。
合併後の新会社は複数の収益源を持つデジタル資産プラットフォームとなり、DOGE建ての投資商品や決済サービスを提供することでDOGEを制度金融の枠組みに組み込む方針です。
ドージコインと実社会を結ぶ今回の取り組みは、仮想通貨の実用化を象徴する一歩として今後の展開にも注目が集まります。
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Source:Brag Houseプレスリリース
サムネイル:AIによる生成画像




























