この記事の要点
- Arkhamのオンチェーンデータでジェネシスアドレスへの送金が判明
- ビットコイン創設期のジェネシスアドレスに2.565 BTCが新たに着金
- 送金は第三者によるもので、送金元や目的は現時点で未特定
- プロトコル仕様により当該BTCは出金不可能で市場供給に影響なし
ビットコイン創設期アドレスに2.565 BTC着金
2026年2月7日、ビットコイン(BTC)の匿名創設者サトシ・ナカモトに関連するとされる初期ウォレット、いわゆるジェネシスアドレスに2.565 BTC(18万ドル/2,800万円相当)が着金したことが明らかになりました。
オンチェーン分析企業Arkham(アーカム)のデータによると、今回の送金は第三者によって行われたとみられますが、送金元アドレスや具体的な意図は特定されておらず、現時点では不明とされています。
ジェネシスアドレスは2009年のビットコイン創世期に生成された象徴的なアドレスで、プロトコル仕様上コインベース報酬が使用できないことから、これまで一度も出金履歴が確認されていません。
同アドレスは秘密鍵が失われている、または意図的に使用されていない可能性が指摘されており、今回送られた2.565 BTCも実質的に移動不能な状態にあるとみられています。
ビットコインの起源を象徴するアドレスへの送金であることから、価格への直接的な影響は限定的とみられるものの、仮想通貨コミュニティ内で注目を集めています。
サトシ・ナカモト、正体のヒント
ジェネシスアドレスへのBTC送金は何を意味するのか
アーカムの取引データが示す事実
アーカム・インテリジェンスの取引データによれば、今回の送金は単一トランザクションで実行され、複数の中継アドレスを経由せず直接ジェネシスアドレスに送られたことが確認されています。
この点から、単なる技術的ミスではなく、意図的に行われた送金である可能性が高いとみられています。
ジェネシスアドレスは、ビットコインの最初のブロックであるジェネシスブロックに紐づくアドレスで、過去に第三者から少額のBTCが送金された事例はあるものの、これまで出金が確認された例はありません。
敬意か寄付か、送金目的を巡る複数の仮説
一部メディアでは、今回の送金について、サトシ・ナカモトへの敬意や象徴的な寄付、または永久に市場からBTCを隔離する目的など、複数の仮説が伝えられています。
ただし、送信者本人による公式な説明や声明は確認されていません。
仮想通貨分野の著名研究者の間では、ジェネシスアドレスへの送金は実質的なバーンと同様の効果を持つとの見方が示されています。
サトシ・ナカモトの正体を探る番組放送
初期アドレスの動向とサトシ不在が示すBTCの思想
2026年に入り、長期間休眠していたビットコインの初期アドレスや古いウォレットが突如として動く事例が複数報告されています。
これらは必ずしもサトシ・ナカモト本人に直接関係するものではないものの、市場心理に影響を与える要素として注視されています。
一方で、主要海外メディアは、サトシ関連アドレスからの出金が依然として一度も行われていない点を強調しています。この点は、ビットコインの分散性や創設者不在という思想を示す要素として評価されています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=156.92 円)
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Source:Arkhamデータ
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