トレカの「抽選・売買・償還」をオンチェーンに、アバランチTeam1が初助成

トレカの「抽選・売買・償還」をオンチェーンに、アバランチTeam1が初助成

この記事の要点

  • アバランチTeam1が初の助成先にYourGrailsを採択、3万ドル拠出
  • 鑑定済み実物カードをオンチェーン化、RWAが収集品分野へ拡大
目次

実物カードRWAに3万ドル、Team1初助成

アバランチ(AVAX)のコミュニティ組織Team1は2026年7月30日、助成制度「Accelerator Grants」の第1号採択先にYourGrailsを承認し、3万ドル(約470万円)を拠出すると発表しました。

YourGrailsは、PSA・BGS・CGCの鑑定を受けた実物のトレーディングカードをオンチェーンで扱うプラットフォームで、現在はベータ版として公開されています。

Team1は、継続的に活動するネイティブビルダーが手がけ、コミュニティも参加できるプロジェクトとしてYourGrailsを第1号案件に選定しました。

同団体はあわせて、7月27日に審査委員会を立ち上げ、7月29日の初回会議を経て初の助成先を決定するまでの経緯も明らかにしました。

Team1 Accelerator Grantsの第1号採択先にYourGrails、3万ドルを助成

Team1 Accelerator Grantsの審査委員会は、トークン化されたトレーディングカードプラットフォーム「YourGrails」に対し、3万ドルの助成を承認しました。(後略)

2枠の助成制度とYourGrailsの設計

委員会審査で最大3万ドルを支給

Team1は、公募と委員会審査の2種類の助成制度を設けており、公式サイトでは区分が以下の通り示されています。

枠組み 上限額 選考方法
Mini Grants 1万ドル(約160万円) 公募
Accelerator Grants 3万ドル(約480万円) 委員会審査

制度を運営するTeam1は、50カ国に約500人のメンバーで構成されるコミュニティ組織で、助成制度もアバランチ財団とは独立して運営しています。

上限3万ドルの「Accelerator Grants」では、アバランチのチームメンバーとコミュニティ代表で構成される委員会が、案件の提案から投票までを担うとされています。

採択されたチームには、MVP(実用最小限の製品)への到達を目標に、開発の節目ごとに助成金が段階的に支給されるほか、アバランチ公式アクセラレーター「Codebase」の面談機会も提供されます。

抽選結果はオンチェーンで独立検証

第1号として助成を受けるYourGrailsは、実物の鑑定済みカードが当たるパック販売を軸に、対人バトルやマーケットプレイス、現物償還までを1つのサービスで提供しています。

パックの抽選結果はオンチェーン上で独立に検証できる仕組みとなっており、当選したカードは保険付きの保管庫で管理されます。

希望するカードではなかった場合は、引き当てから5日以内であれば最大90%の価格で買い戻せる仕組みとなっています。

カードを保有し続けたい利用者は期限を設けず現物配送を申請でき、売買や買い戻しの決済にはステーブルコイン「USDC(USDコイン)」が採用されています。

アバランチRWA、収集品分野へ拡大

実物資産や権利をブロックチェーン上で扱う取り組みは収集品に限らず、アバランチではFIFAワールドカップのチケット取引が6万件を超えたと報じられています。

YourGrailsへの助成はその流れを受けた取り組みであり、RWA(現実資産)の対象が金融資産だけでなく収集品へも広がりつつあることを示す事例となりました。

Team1ではMini Grantsの公募も並行して実施しており、今後どのようなプロジェクトが次の採択先となるのかにも注目が集まります。

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Source:Avalanche Team1 X投稿
サムネイル:AIによる生成画像

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BITTIMES 編集長のアバター BITTIMES 編集長 仮想通貨ライター

仮想通貨ニュースメディア「BITTIMES(ビットタイムズ)」編集長。2016年にBITTIMESを創業し、暗号資産・ブロックチェーン・Web3領域の取材・執筆を10年近く継続。ビットコイン・イーサリアムをはじめとする主要銘柄の動向から、国内外の規制・税制・DeFi・NFTまで幅広くカバー。

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