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エストニア元首相:仮想通貨プロジェクト「Lympo」のアドバイザーに就任


ブロックチェーン(Blockchain)先進国として知られるエストニアの元首相Taavi Rõivas(ターヴィ・ロイヴァス)氏が、仮想通貨プロジェクト「Lympo(リンポ)」の監査役会の会長に就任したことが明らかになりました。

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ブロックチェーン先進国の元首相|Taavi Rõivas

2014年から2016年の期間にエストニアの首相を務め、現在は同国の議会に加盟しているロイヴァス氏は、健康な体を維持するために運動を続けている人々の支援を行なっている仮想通貨プロジェクト「Lympo(リンポ)」の監査役会の新しい会長として選ばれました。

エストニアは、ブロックチェーンや仮想通貨などの技術を積極的に取り入れている先進国の一つとして知られており、これまでにも多くの話題が世界中で取り上げられています。

ロイヴァス氏が首相を務めていた2015年には、政府発行の「デジタルID」なども発表されました。エストニアの急速な成長を支えてきた実績を持つロイヴァス氏には、大きな期待が寄せられています。

またロイヴァス氏も「Lympo」を高く評価しており、公式発表の中では『Lympoは大きな可能性を秘めている』とも語っています。同氏によると、成功を成し遂げるためには「素晴らしいチーム」であることが重要であるとのことで、「Lympoのチームは最もインスピレーションを得ているチームの1つ」だと述べています。

仮想通貨報酬で日々の運動を支援|Lympo(リンポ)

「Lympo(リンポ)」は、ジョギングや筋力トレーニングなどの日々の運動に励んでいる人々への「報酬」として機能する仮想通貨リム(LYM)を発行しているブロックチェーン企業です。

同社が提供しているアプリケーションでは、日々のエクササイズやトレーニングを記録することができるように設計されており、アプリで提供されるフィットネス課題をクリアすることによって、報酬としてLYMを受け取ることができるようになっています。

LYMは「Lympo」のコミュニティに参加している人々やスポーツ団体との繋がりとなるように設計されているため、単に一人で運動して報酬を稼ぐだけではなく、集まったLYMを使って有名なチームのグッズを購入したり、その他のユーザーに送ることなどもできるようになっています。

Lympoはこのようなサービスを通して、ユーザーの健康維持のための努力や活動的なライフスタイルを促進することを目指しています。

同社はすでに、プロバスケットボール協会(NBA)のチームである「Dallas Mavericks(ダラス・マーベリックス)」とも提携しているため、今後の新たな発表などにもさらに期待が高まります。

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