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NEM(ネム)仮想通貨の高騰理由と今後「将来性について」
仮想通貨ネム(NEM/XEM)が高騰している理由をご存知の方も多いと思いますが、今回の高騰はテックビューロ社(取引所Zaifの運営元)がICOを行う「COMSA」が話題になったことです。そもそもなぜ、COMSAの期待度が上がればNEM価格も上昇するのだろうか?
今回はその繋がりを詳しく解説していきたいと思います。
ネム(NEM/XEM)とテックビューロの共同体制
まず、ネムを理解するには、NEMとテックビューロ社との繋がりを理解する必要があります。
もともとNEMのコア開発者は3人存在し、彼ら全員が現在テックビューロ社内で活動している。また、NEMを推進する団体「NEM.io 財団」の理事はテックビューロ社の代表取締役の朝山貴生氏が今年の6月に就任しています。
今年ニューヨークで開催されたブロックチェーン業界最大規模のイベント「Consensus 2017(コンセンサス)」でも共同ブースを出展、共同体制を全面的にアピールしている。シンプルに言えばNEMとテックビューロ社は非常に強い協力関係にあり、NEM の思想と魅力を世界に打ち出している役割をテックビューロ社が担っているとも考えられます。
テックビューロ社が開発したCOMSA
上記のNEMとテックビューロ社の関係性が分かったところで、次は最近話題の「COMSA(コムサ)」について。
COMSAとはテックビューロが開発した「ICOプラットフォーム(企業とブロックチェーンの架け橋)」である。
COMSAは、NEM・Ethereum・Bitcoinのパブリックブロックチェーンネットワークとmijinのプライベートブロックチェーン、双方間のデータ通信を加速させるプロジェクトです。
簡単に表せば、
「NEM・Ethereum・Bitcoin Blockchain」
|
「COMSA(Mijin)」
|
「ICOToken(新コイン)」
となります。
現在のICO市場は玉石混合、将来性ある通貨と詐欺コインが入り混じる非常にカオスな状態になっている。
日本政府を始め、各国政府も ICOに関する法整備は追いついておらず、投資家は自身の目で良い投資先の通貨を見分けなければならない。また、ICOを行いたい企業も、法令遵守やマーケティング、システム開発に関しては初めての事になるので、コイン発行からサービスの展開まで一定の技術的・法的ハードルを越えなければならなかった。
ICOを行う企業は
・プロジェクト構想
↓
・ICO準備
↓
・ICO(クラウドセール)
↓
・トークン上場
↓
・調達資金の運用とプロジェクト価値の最大化
を全て一社でこなさなければならない。これらの問題を一気に解決するサービスが「COMSA」なのである。
ICOを行う企業は同サービスを使用する事でテックビューロ社のサポートを全面的に受けることができ「スムーズかつプロジェクト価値の最大化」に繋がる。また、投資家はCOMSAを通した新コインならば信頼できると判断できるので「安全」を確保した状態で投資が可能になる。
また、COMSA自体も10月にICOを控えており、今後日本におけるICO業界はより活発化、投資額の増加が考えられる。ちなみにCOMSAICOはこちらから参加可能で、紹介者にはICO調達額の5%が割り振られる。今のうちにご参加をお考えなら下記から登録をすると良いだろう。
NEMとCOMSAブロックチェーン
テックビューロ社が開発した「COMSA」と「Mijin」そして協力関係にあるNEM。これらの要素により今回のNEMの高騰は起きたと考えられる。
特にCOMSAはNEMのブロックチェーンも活用できるよう設計されており、これまでビットコインとイーサリアムブロックチェーン上での主だったトークン制作にもNEMが食い込めるように設計されている。
COMSAの詳しい解説はまた特集を組みたいと考えているが、いづれにしてもテックビューロ社の期待度がそのままNEMの高騰につながったと今回は考えてよいだろう。
重要関連記事
→「仮想通貨ネムの取扱説明書(NEM/XEM)とは?」
→「 ICO(Initial coin offering・クラウドセール)とは?」
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