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ビットコインで購入できる「コカ・コーラ」自動販売機はハッカー自作【動画あり】


ビットコイン(Bitcoin/BTC)で購入することができる「Coca-Cola(コカ・コーラ)」の自動販売機が自作され一部で話題となっています。”学習目的”で作成されたというこの自販機は、スペインに住む一人のハードウェアハッカーによって設計されており、実際に使用している動画もYouTube上で公開されています。

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仮想通貨でスマートに「コカ・コーラ」を購入できる日

Coca-Cola(コカ・コーラ)は、1886年に薬剤師であるJohn Pemberton(ジョン・ペンバートン)氏が設立して以来、世界中の人々に愛され続けています。一般消費者に対して毎日19億本以上にも昇る「コカ・コーラ」を提供していると言われる同社は、2018年現在も世界を代表するトップ企業の1つとして知られています。

同社の自動販売機は世界中で普及しているものの、今のところは仮想通貨決済に対応するといった発表はされていません。しかし”仮想通貨を愛するコカ・コーラ愛好家たち”は、ビットコインでスマートに「コーラ」を購入できる日が来るのを待ち望んでいます。

スペインに住むハードウェアハッカーであるRicardo Reis(リカルド・レイス)氏は、ビットコイン(BTC)と互換性のある「コーラの自販機」を自作した上で、その制作方法やソースコードをネット上に公開することによって、その日が来るのを待ちきれない人々に一つの手段を提供しています。

「イーサリアムネットワーク」ならより早い提供が

リカルド・レイス氏は、この自販機を”学習目的”のために制作したと述べており、ビットコインとLightning Network(ライトニングネットワーク)を使用して「販売を自動化する方法」を説明するためのものだと説明しています。実際にビットコイン決済で「コーラ」を購入している動画もYouTube上で公開されており、この動画は一部で話題となっています。

この自動販売機では「QRコード」を読み取ることによって、ライトニングネットワークを通じたビットコイン決済を行うことができるように設計されているため、利用者はモバイル端末で画面に表示されている「QRコード」をスキャンして、携帯の画面に表示された承認ボタンをタップするだけで簡単に支払いを完了することができます。

現時点でもスムーズにコーラを手にすることができる仕様となっているものの、レイス氏は『イーサリアムのネットワーク上で取引を処理できるようにすれば、より早くコーラを提供することができるようになる』と述べています。

コカ・コーラ社はこの自動販売機には関与していないため、このマシンが一般的に普及することはないと考えられますが、今回のニュースは「正式な仮想通貨決済対応のコカ・コーラ自販機」の開発を促す一つの重要な材料となるでしょう。

仮想通貨決済は導入していないものの、コカ・コーラ社はすでに強制労働の問題に対処するためにブロックチェーン技術を活用しています。

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