イーサリアムのハードフォーク「 Metropolis 」が実行間近という報道をさせていただいたが、どうやら予定よりも少々遅れる可能性が出てきた。
8月25日にイーサリアム開発者から Metropolis の最終テストに関するスケジュールが発表され、現在「実行テスト」が「 8月末から 9月初旬」に行われることが正式に発表された。
開発チームは Ethereum Improvement Protocols(イーサリアム・インプルーブメント・プロダクト)の完全な仕様を確立することに成功した。
これによりイーサリアムは、ハードフォークの次の段階に移行する準備が整った。
ちなみに実行テスト期間は「 3〜4週間」の期間が必要であり、ここから考えるとイーサリアムのハードフォークの実行は「 9月下旬から10月初旬」になるのではないかと考えられる。
このスケジュールは今年の初めに公式にアナウンスされていた内容と比べると 1ヶ月ほど後ろ倒しになっている。
Metropolis のハードフォークは、旧バージョンとネットワークとの互換性が無いソフトウェア「 Byzantium(ビザンチウム)」と 「 Constantinople(コンスタンティノープル)」という 2段階でリリースされる予定だ。
現状 Metropolis の正式なハードフォーク日時は確定されていないが、10月初旬前後に最終的なリリースが行われるだろう。
イーサリアム価格は、ハードフォーク日時の前後に大きく動き出す可能性が高く、保有者は来月に注意してイーサリアムの公式アナウンスをチェックすべきだろう。
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