ドイツケルンにて、片足のホームレス男性が自身のイーサリアムウォレットを公開し、支援を募っているという少々興味深いニュースが報道された。
この男性は現在、車イスで路上生活を送っているが、ある日暗号通貨の存在を新聞で知り「暗号通貨で支援を集めよう」と考えた。
新しい支援方法を思い立った彼は、少しお金を貯め、中古のスマートフォンを思い切って購入。
マクドナルドの wifi 環境を利用し、暗号通貨ウォレットを取得した。
今も男性は、ケルンの路上にて車イスに乗りながら、イーサリアムの送金アドレスを、紙にコピーしたダンボールを片手に支援を集めている。
今のところ 300ドル(約 33,000円)分の暗号通貨が集まったという。
※彼のイーサリムウォレットが表示された画像が存在しないのが残念だ。
こちらの男性は片足を失ったショックからアルコール依存症になり、仕事も家も失ってしまった。
現在はアルコール依存症から抜け出せたが、ホームレスの環境からは抜け出せておらず、今回思いついたアイディアが「暗号通貨による支援金集め」だった。
暗号通貨で彼の人生が大きく好転することを願う。
しかし、彼が暗号通貨で募金を募ったことが、「未来の募金」や「支援方法」の大きな変化を感じさせた。
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