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暗号通貨の授業をオーストラリアの小学校が実践「世界中で話題に」

オーストラリアの小学校が、暗号通貨の授業を行っているという面白いニュースが飛び込んできました。
この授業を行なっているのはウーラナ・パーク小学校に勤務する、 Kieran Nolan(キリアン・ノーラン先生)です。
彼はエンジニアから教師に転職した経歴の持ち主で、現在暗号通貨「 WoorannaCoin(ウーラナ・コイン)」を生徒たちと構築し、ブロックチェーン技術や暗号通貨をともに学んでいると語っています。
この活動は世界中から注目を集め、賞賛されています。
彼がこの授業を行ったのは、ビットコインやブロックチェーンなどのデジタルシステムへの理解が「将来的に子供たちに必要不可欠な知識」だと考えてのことでしょう。
もしくは、単なる Kieran先生の好奇心からかもしれません。
しかし、この彼の活動に、米国のソフトウェア開発者兼投資家の Andrew Kwon(アンドリュー・クォン氏)感銘しました。
今年の初めに、 Andrew氏は Kieran先生の活動内容を見て感動し、21ビットコイン(現在のレートで約 950万円)を寄付しています。
さらに Kieran先生は、この投資資金の運用方法までも、ブロックチェーンを使って生徒たちの投票で決めているのだから驚きです。
Kieran先生はこう語ります。

「私はブロックチェーン技術をインターネットと同じように扱っています。インターネットが最初に学校に入ったとき、私は学校で「これは最高だ」と言っている図書館員を覚えています。しかし、ブロックチェーンは真実の情報を共有し、より一般的になっていきます。」

すでに彼の教え子は、ブロックチェーンを使って学校運営に必要な投票システムを構築し、活用し出しているようです。
小学生の時からブロックチェーン技術を学び、それを実際に運用できる環境にいる子供たちが 10年後にどのように成長するか、関係者でなくても胸が熱くなりますね。
すでに世界一のビットコイン市場となっている日本でもこのような授業ができれば、将来的に世界をリードするブロックチェーン開発者が誕生するかもしれません。
ぜひ日本の教育の現場でもブロックチェーン技術に触れられる機会を作っていただきたいものですね。