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「Aliant Payment Systems」ライトコイン決済機能を追加

米国のマーチャントソリューションプロバイダ(*1)である「Aliant Payment Systems」は、マーチャント向けに提供している支払い方法に、新しくライトコイン(Litecoin/LTC)を追加すると発表しました。
(*1)広告主が抱えている問題を解決する事業者

同社はすでにビットコイン(Bitcoin/BTC)イーサリアム(Ethereum/ETH)での支払いをクライアントに提供しています。

商品やサービスの支払いとしてのライトコイン

Aliant Payment Systems の CEO エリック・ブラウン(Eric Brown)氏は、今回ライトコインによる決済を決定したことについて「暗号通貨による支払いの有用性の高まりによるものだ」と説明し、また「ライトコインは人気がありコミュニティの信頼を得ている」とも考えており、以下のように語っています。

「私たちのマーチャントは、お金を安全にコスト効率良く移動する革新的な方法を求めています。暗号通貨を取り入れることにより、そういった条件を満たした上でお金を移動することができるので消費者にもっと多くの支払い方法を提供しようと考えています。 ライトコインは日常的な支払い方法として適しています。レストラン・バー・ガソリンスタンド・喫茶店など、日常的に利用する場所に対してライトコインでお支払いください。」

同社は Eコマース(*2)を手がけるマーチャントに対してだけではなく、スマート決済端末である「Poynt」を使った小売店向けのソリューションも提供しているため店頭での暗号通貨決済にも対応しています。決済に対応する通貨については様々な意見があったようですが、「確立した地位を築いていて知名度も安定性もあるイーサリアムとライトコインに決定した」とのことです。
(*2)電子商取引:コンピュータネットワーク上での電子的な情報通信によって商品やサービスを売買したり分配したりすること。

高価な物はビットコイン、それ以外にはライトコインを

Aliant Payment Systems は暗号通貨を利用しての購入が将来どのように機能するかという非常に興味深いビジョンを持っています。
まだ多くの人がビットコイン決済を導入していませんが、対象が高価な商品であればもっと有効的になり得るのではと考えており、コーヒーやガソリンのような毎日のように利用する少額の支払いの場合にはライトコインが適しているとも考えています。

今回の発表により日本国内からのライトコインへ注目も高まりそうです。

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