
暗号資産「コールドウォレット」で安全に取引|機関投資家向けサービスを開始:BitGo
ブロックチェーン・セキュリティ会社である「BitGo(ビットゴー)」は、機関投資家向けの新しいサービスとして「オフチェーンで運営される清算・決済システム」の提供を開始しました。このサービスによって、機関投資家はより安全に安心して仮想通貨の取引や決済などを行うことができるようになります。
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BitGo(ビットゴー)は、2019年5月14日に公開したプレスリリースで「機関投資家向けのオフチェーン清算・決済サービス」を開始することを発表しました。発表によると、このサービスで使用される現物資産は常にオフラインで管理されており、最終的に出金の申請があった時にのみブロックチェーン上にトランザクションを記録する仕組みが採用されています。
これらの取引は「BitGo」の社内決済システムで処理され、その間も顧客の現物資産はインターネットに繋がっていないオフラインのコールドウォレットで保管されているため、関係者や外部関係者による不正行為のリスクを最小限に抑えることができます。
これによって、機関投資家はより安全に仮想通貨の取引を行うことができるようになり、仮想通貨取引における複数のリスクを解消することができると説明されています。
BitGoのCEOであるMike Belshe(マイク・ベルシェ)氏は、「従来の仮想通貨取引には一定のリスクがつきまとうものの、このようなリスクを背負うことを機関投資家に求めるのは合理的ではない」と説明し、BitGoの強力な顧客基盤をベースにした"リスクの少ない効率的な決済サービス"を提供することによって、機関投資家もより安心して仮想通貨取引を行うことができると説明しています。
これまでのデジタル資産取引では、取引を行う一方の当事者が全てのリスクを負って相手側の誠意に基づいて行動する必要がありましたが、機関投資家にこれを求めるのは合理的はありません。
私たちは、リスクのない、効率的で、規制に準拠したデジタル資産の清算と決済を市場に投入しています。このサービスを可能にするのは「BitGo Trust」の強力な顧客基盤です。
このサービスは「OTCデスク、シングルディーラープラットフォーム、取引所、アセットマネジャー、ブローカーディーラー」に提供されており、機関投資家向けのものとなっていますが、このような機関投資家向けサービスが充実していくことによって、今後はさらに多くの機関投資家が仮想通貨市場に参入していくことになると予想されます。
>>「BitGo」が公開したプレスリリースはこちら
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