イオス(Eos/EOS)の親会社である「Block.one(ブロックワン)」は、2019年6月1日にEOSのブロックチェーン上に構築されたソーシャルメディアプラットフォーム「Voice(ボイス)」を発表しました。
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分散型ソーシャルメディア「Voice(ボイス)」
イオス(Eos/EOS)を開発している「Block.one(ブロックワン)」は、2019年6月1日にEOSのブロックチェーン技術を用いた分散型ソーシャルメディアプラットフォーム「Voice(ボイス)」を発表しました。
EOSのブロックチェーン上に構築されているこのプラットフォームは、従来のソーシャルメディアとは違い「公平で透明性の高いものになっている」と伝えられています。
「Block.one」によると、このプラットフォームは「隠されたアルゴリズム」や「ユーザーが意識していないコンテンツプッシュメカニズム」を使用していないとされており、EOSブロックチェーンを使用することによって動作方法に透明性がもたらされていると説明されています。
Block.oneのCEOであるBrendan Blumer(ブレンダン・ブルマー)氏は、従来のソーシャルメディアプラットフォームと「Voice」の違いについて次のように説明しています。
本当のことを言えば、従来のソーシャルメディアはユーザーを利用するように設計されています。ビジネスモデルを見てください。「私たちのコンテンツ・私たちのデータ・私たちの関心」これら全ては非常に貴重なものです。しかし今のところそれによって報酬を得ているのはユーザーではなくプラットフォームです。
ユーザーの行動に「Voiceトークン」を付与
「Voice」のプラットフォームでは、プラットフォームとユーザーの両方がコンテンツの作成・集約・共有を通して恩恵を受けることができるとされています。このプラットフォームはユーザーにとって平等に設計されており、隠された意図などは無いと説明されています。
ユーザーは、プラットフォームを使用することによって「Voiceトークン」を得ることができるようになっており、獲得したトークンは自分のコンテンツやコメントの露出を増やすためなどに使用することができるとのことです。
従来のソーシャルメディアプラットフォームで「社会的影響」を与えるためにはそれだけのフォロワーを有している必要がありましたが、「Voice」のプラットフォームではそのような点で大きな違いがあるとされています。またこのプラットフォームでは「フェイクアカウント」や「なりすまし」などを防止するための対策も取られるとのことです。
最近では、世界最大のSNSとして知られるFacebook(フェイスブック)が発行を予定しているとされる独自の仮想通貨「GlobalCoin(グローバルコイン)」なども注目を集めており、仮想通貨やブロックチェーン技術を活用したSNSサービスが増加してきています。数年後には一般の人々にも広く利用されることになると予想されるこれらの仮想通貨には期待が高まります。
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2019年6月2日|イオス(EOS)の価格
イオス(EOS)の価格は、今回の発表が行われた6月1日時点で一時的に「929円」まで上昇しましたが、その後はやや下落しており、2019年6月2日時点では「1EOS=864.14円」で取引されています。
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