『Digital BitBox(デジタルビットボックス)』は、金融面の信頼度が非常に高いと言われるスイスの、Shift Devices社が開発・製造しているの仮想通貨ハードウェアウォレットです。
先月、輸入品取扱いベンチャーのリベルタジャパンは、Shift Devices社と提携を結び、日本国内での独占販売権を取得しました。
これにより『Digital BitBox』は、2018年1月31日よりAmazonにて国内販売を開始しています。
『Digital BitBox』の特徴
最大の特徴はそのバックアップ方法で、これまでは 12、18または24の単語を付属の用紙に転記しリカバリー時にその単語を入力するというものでしたが『Digital BitBox』は、端末に差込むMicroSDカードにバックアップデータを保存しそこからリカバリーすることが可能です。
これにより、リカバリー単語を誤って記入してしまった場合などに復旧ができなくなる問題を回避することができるようになります。
また日本語の取り扱い説明書が付いているため扱い易いという点も魅力的です。
対応しているOS
対応しているOSには
- Windows
- OS X(Mac OS)
- Linux、Source Code
などがあり専用デスクトップアプリから使用できます。
対応している仮想通貨
対応している仮想通貨も多く
などに対応しているので、イーサリアムベースのICOに参加して受け取ったトークンも受け取ることができます。
2018年4月頃には、ライトコイン(Litecoin/LTC)にも対応予定です。
今後も対応通貨は増えていきます。
『Ledger nano S』にライバル出現か?
マルウェア等によりユーザーの保有する仮想通貨が盗難されたり、大手取引所自体がハッキングされ仮想通貨が盗難されていることで、ハードウェアウォレットを利用する人も増えてきました。
これまでは、Ledger社の『Ledger nano S』の人気が高かったですが、先日脆弱性が見つかったこともあり悩んでいるユーザーも多かったため『Digital BitBox』に乗り換える方も増えるでしょう。