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ユニセフ、仮想通貨マイニングでシリア難民を支援

国連児童基金(ユニセフ)はシリア難民1350万人を支援するため、マイニング(採掘)を活用して募金を集めるプロジェクト「ゲームチェンジャーズ」を開始しました。

このプロジェクトは主に仮想通貨マイニングが可能な高スペックなグラフィックカードを持つPCゲーマーに焦点を当てて参加を募っています。
参加するためには、パソコンにマイニング用ソフトウェア「Claymore」をインストールする必要があります。
協力者がパソコンを使っていない時だけソフトが稼働するようになっており、採掘した仮想通貨の報酬をユニセフに送る仕組みとなっています。
協力者はマイニングの電気料金にあたる金額を募金する形となります。

ユニセフは「この20年で最も恐ろしい人道の危機」だと説明しており、採掘される仮想通貨は、ビットコインの次に取引規模が大きいイーサリアムとなっています。集まったイーサリアムは子供たちに提供する水や教育、医療などの費用に充てられるとのことです。

ユニセフのウェブサイトには以下のように書かれています。

「Claymoreをインストールして起動し、好きなときにマイニングしてほしい。あなたは少しの苦労もせず、1ユーロも使わずに、UNICEFのウォレットに振り込まれる資金を生成できる」

このプロジェクトは、2月2日から始まっており3月31日まで受け付けています。
なお22日の時点では、900人以上が参加しており、3,662ユーロ(約48万円)の資金が集まっています。

参加を希望される場合はこちらからどうぞ
>>unicef公式サイト GAME CHAINGERS