ビットコイン急落「130万円」突破ならず|アルトコイン上昇も限定的
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、本日6日の午後4時頃に「130万円台」に突入したものの、午後7時30分頃には大きく下落し、記事執筆時点の価格は「1BTC=124万円」となっています。今回の価格上昇において、主要なアルトコインではそれほど大きな上昇は見られておらず上昇しているのは"一部の通貨のみ"となっています。
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ビットコイン、130万円到達後に「急落」
ビットコイン(BTC)の価格は先日5日からは大幅な上昇が続いており、本日6日の午後4時頃には「130万円」を突破しましたが、その後午後7時30分頃には大きく下落し、わずか15分ほどで「124万円」付近まで急落しました。
2019年8月1日〜2019年8月6日 BTC/JPYの15分足チャート(画像:bitbank)
BTCの過去最高値は「約220万円」となっており、その後の価格上昇では「150万円」で反発しているため、今回の「130万円」での反発で下落が続くのであれば、下落相場が長期的に続く可能性があるとも考えられます。
現時点では125万円前後での推移を続けていますが、130万円のラインは特に重要な抵抗線でもあるため、今後の動きには注意が必要であると考えられます。
アルトコインの価格上昇は「限定的」
2019年8月6日 主要な仮想通貨の価格(画像:CoinMarketCap)
ビットコイン価格はここ数日間に渡って上昇していたものの、そのほかの主要なアルトコインではそれほど大きな上昇は見られておらず、イーサリアム(ETH)やエックスアールピー(XRP)などの人気の仮想通貨も数%ほどの上昇率となっています。
また、トロン(TRON/TRX)やカルダノエイダコイン(Cardano/ADA)などの仮想通貨でも大きな変化は見られておらず、横ばいの状態が続いています。
ライトコイン:半減期迎えるも上昇は一時的
ライトコイン(LTC)は、先日5日の夜に待ち望まれていた半減期を迎えたものの、今のところそれほど大きな上昇は見られていません。
半減期直後は10,000円から11,000円近くまでの大幅な上昇が見られたものの、その後はすぐに1万円付近まで下落しました。現在は再び1万円前後での推移を続けているため、今後の動きには注意が必要です
モネロ:過去7日間で「23.15%」上昇
匿名仮想通貨であるモネロ(Monroe/XMR)は、アルトコインの中では比較的高い価格上昇を記録しており、過去7日間の上昇率は「23.15%」となっています。
匿名性の高い仮想通貨は"長期的に人々に求められ続ける"とも言われているため、匿名通貨の中でも特に人気の高いモネロは今後も一定の人々に利用され続けると予想されます。
テゾス:相次ぐ上場発表で期待高まる
スマートコントラクトを備えたブロックチェーンプラットフォームである「テゾス(Tezos/XTZ)」は、ビットコインの上昇率を上回っており、過去7日間の上昇率は「37.69%」となっています。
この価格上昇は7月30日に大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)が取り扱いを発表したことに関連している可能性が高いと考えられますが、先日5日には世界最大級のSNSトレード「eToro(イートロ)」もテゾスの取り扱いを発表しているため、今後も長期的に上昇が続くと期待されています。
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