独大手証券取引所:ビットコイン取引サービスを「一般投資家」向けに提供開始
ドイツで2番目に大きい証券取引所「Boerse Stuttgart Group(ベールゼ・シュトゥットガルト・グループ)」が銀行法に基づいて展開しているデジタル資産取引所「Boerse Stuttgart Digital Exchange(BSDEX)」は、一般投資家向けの仮想通貨取引サービスを開始しました。
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ビットコインとユーロの取引から提供
Boerse Stuttgart Digital Exchange(BSDEX)は、ドイツ第2位の証券取引所である「Boerse Stuttgart Group(ベールゼ・シュトゥットガルト・グループ)」がドイツの銀行法に基づいて今年9月から展開しているデジタル資産取引所です。
BSDEXはこれまでドイツの限られた投資家のみにサービスを提供していましたが、2019年12月6日に一般投資家・期間投資家向けにもサービスを提供することを発表しました。サービスを利用できる条件は「ドイツの銀行口座を持ち、欧州経済領域(EEA)加盟国の国籍を有している、18歳以上のドイツ居住者」となっています。
現時点で取引可能な通貨ペアは「ユーロ(EUR)」と「ビットコイン(BTC)」のみとなっていますが、将来的にはその他の仮想通貨やセキュリティトークンも取り扱うことも予定しており、最終的にはEU全域でサービスを展開していく予定だと伝えられています。
BSDEXのユーザーは無料で仮想通貨を入出金することができ、預けられた仮想通貨は「Boerse Stuttgart」の関連子会社である「blocknox GmbH」によって無料で安全に保管されると説明されています。
「仮想通貨の一般普及」に期待高まるドイツ
ドイツでは新しいマネーロンダリング関連の法案が出されたことによって「2020年から銀行による仮想通貨の販売・保管などのサービスが"合法"となり、仮想通貨関連のサービスを提供することができるようになる可能性がある」として注目が集まっています。
この新しい法案が承認された場合は、銀行が顧客に直接"仮想通貨関連サービス"を提供できるようになるため、ドイツの人々は一般的な銀行口座でビットコインなどの仮想通貨を保管したりすることができるようになります。
BSDEXの仮想通貨取引サービスが一般向けに提供され始めることによって、ドイツ国内の仮想通貨市場はさらに活発化することになると予想されるため、今後は仮想通貨業界がさらに成長することになると期待されています。
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