Cardanoステークプール、運用ADA総数は「80億」を突破|予想を遥かに上回る結果に
カルダノ(Cardano/ADA)プロジェクトで現在進められているインセンティブ付きテストネットは現在順調に進行しており、「ステークプールの登録数」や「テストネット参加者の数」は当初予定されていたよりもはるかに遥かに大きな数へと成長しています。
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ステークプール登録数は「予想の8倍近くに到達」
カルダノプロジェクトの開発部門である「IOHK」は、2019年12月17日に"インセンティブ付きテストネット"の「報酬ウォレット」をリリースし、Cardanoブロックチェーンにおけるステーキングのテストを開始しました。このテストは現在進行系で進められていますが、現時点でも大きな成果が見られていると報告されています。
Cardanoステークプールのリアルタイム情報を提供している「Cardano PoolTool」の情報によると、ステークプールで運用されているADAの総数は記事執筆時点で「81億ADA」に達していると報告されています。これは現在のレートで日本円に換算すると約291億円に相当します。
また、実際に稼働しているステークプールの数は「392」だとされているため、近日中には「400」に到達すると予想されます。この結果にはIOHKのCEOであるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏も「非常に驚いている」ということを語っています。
私たちは圧倒的な反響に非常に驚いています。これを計画した時、私たちは「Emurgo・IOHK・カルダノ財団のインフラストラクチャ以外におそらく25〜50ほどの独立したステークプールがあるだろう」と語っていました。現在登録されているステークプールは340を超えており、限界点100をすでに超えています。
「カルダノは過小評価されている」との指摘も
カルダノプロジェクトは現在、Cardanoネットワークの"完全な分散化"に向けた重要なステップに取り組んでいますが、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用しているCardanoにとって「ステークプールの稼働数」はネットワークが分散化されているかどうかを測るための特に重要な基準でもあります。
ステークプールの稼働数が増えているということは、ネットワークがさらに強化されていることを示していると同時に、トランザクション量と速度を大幅に向上させる可能性を秘めています。この取り組みは現時点では"テストネット"であるものの、今のところネットワークはある程度安定していると報告されているため、メインネットでも同様に良い結果が得られると期待されます。
最近では、仮想通貨の格付けを行なっている「Weiss Ratings(ワイスレーティングス)」も『カルダノは仮想通貨市場で最も過小評価されている資産だ』と述べているため、今後の成長には期待が高まります。
"Cardano is easily one of the most deeply undervalued #crypto assets on the market. Its price doesn't reflect its fundamentals. #cryptocurrency #ADA #altcoins #Cardano
— Weiss Crypto Ratings (@WeissCrypto) December 18, 2019
カルダノは仮想通貨市場で最も過小評価されている資産です。ADAの価格はファンダメンタルを反映していません。
カルダノのステークプールに関する詳しい情報は以下の「Cardano PoolTool」公式サイトで確認することができます。
>>「Cardano PoolTool」の公式サイトはこちら
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2019年12月24日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は、今月18日に3円近くまで下落して以降はやや回復しており、2019年12月24日時点では「1ADA=3.68円」で取引されています。
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