ビットコイン、抵抗線突破なるか|FRB発表後「75万円」まで回復

by BITTIMES

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先日23日に「連邦準備理事会(FRB)」が量的緩和を無制限とすることを決定して以降徐々に回復してきており、現在は前回の抵抗線となっていた76万円の目前まで回復しています。このラインを突破することができれば80万円台への上昇にもつながると予想されるため今後の動きには注目です。

こちらから読む:bitFlyer、BTCがもらえるキャンペーン開催「ビットコイン」関連ニュース

ビットコイン価格「75万円」まで回復

アメリカ中央銀行制度の最高意思決定機関である「連邦準備理事会(FRB)」は、先日23日に臨時の米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、量的緩和を当面の間無制限とする緊急措置を決定しました。この発表が行われた直後にビットコイン価格はわずか1時間ほどで65万円から73万円付近まで急騰しました。

その後は68万円付近まで下落していたものの、現在は再び回復傾向が見られ始めており、記事執筆時点では「1BTC=75万円」まで回復しています。今月20日の上昇時には76万円付近が抵抗線となっていたため、このラインと突破することができれば、ビットコイン価格は80万円〜85万円付近まで回復できると期待されます。

2020年3月7日〜2020年3月24日 BTC/JPYの1時間足チャート(画像:bitbank)2020年3月7日〜2020年3月24日 BTC/JPYの1時間足チャート(画像:bitbank)

安全資産としての期待高まる

仮想通貨業界では先日からの上昇要因について、今回決定された無期限の量的暖和政策が"通貨価値の減少"に繋がる可能性があるため、そのようなことに対する懸念から一部の資金がビットコインなどの仮想通貨に流れたと考えられています。

また仮想通貨業界では、アメリカ・ミネアポリス連邦準備銀行のNeel Kashkari(ニール・カシュカリ)総裁が新型コロナウイルスによる経済不安を和らげるために『あなたのATM・銀行は安全です。金融システムには十分な現金があり、FRBには無限の現金があります』と語ったことに対しても批判的な意見が多数でており、「無限の供給量を持つ米ドル」と「発行上限が2,100万枚に決められたビットコイン」を比較して"米ドルの価値"を疑問視する投稿がSNS上に多数投稿されているため、これらのことを踏まえてビットコイン買いの兆候が強まっているとも考えられます。

「供給・需要・価格」の関係について聞いたことはありますか?供給量が無限だった場合、価格はどうなるでしょう?

ビットコイン価格は今月13日に重要視されていた70万円付近のサポートラインを下回り、一時的に40万円台まで急落したため、今後のさらなる下落を予想意見も多数でていましたが、現在は伝統的な金融市場とは相関性のない動きの兆候も見られ始めているため、緊急事態が発生した場合に資産を保護図るための「安全資産」として機能することを期待する意見も多く見られ始めています。

下落の可能性は依然として残されているものの、今後の動きを判断するためにもビットコインが76万円のラインと突破できるかどうかには注目が集まります。

ビットコイン(BTC)などの購入は豊富な仮想通貨を取り扱っている仮想通貨取引所Coincheckからどうぞ。

仮想通貨取引所Coincheckの画像 仮想通貨取引所Coincheckの登録ページはこちら

仮想通貨ニュース|新着

グレースケール、カルダノETF「Grayscale Cardano Trust」申請|初のADA単独金融商品NEW

グレースケール、カルダノETF「Grayscale Cardano Trust」申請|初のADA単独金融商品

中央アフリカ共和国、ミームコイン「$CAR」発行|時価総額が一時8億ドルを超えるNEW

中央アフリカ共和国、ミームコイン「$CAR」発行|時価総額が一時8億ドルを超える

Ondo Finance、独自のRWA向けL1チェーン「Ondoチェーン」を発表NEW

Ondo Finance、独自のRWA向けL1チェーン「Ondoチェーン」を発表

トヨタ×ブロックチェーン|グループ初のST(セキュリティトークン)社債を発行へNEW

トヨタ×ブロックチェーン|グループ初のST(セキュリティトークン)社債を発行へ

コインベースCEO「ブロックチェーンで透明性を」米政府効率化省(D.O.G.E)へ提言NEW

コインベースCEO「ブロックチェーンで透明性を」米政府効率化省(D.O.G.E)へ提言

金融庁、暗号資産を有価証券と並ぶ金融商品に|2026年に法改正の可能性=報道NEW

金融庁、暗号資産を有価証券と並ぶ金融商品に|2026年に法改正の可能性=報道

仮想通貨入門 - 基礎知識

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

市場分析・価格予想

資産運用大手VanEckの「2025年SOL価格予想」ソラナETF関連で進展も

資産運用大手VanEckの「2025年SOL価格予想」ソラナETF関連で進展も

ビットコイン価格「決断の時が近づいている」著名アナリスト予想

ビットコイン価格「決断の時が近づいている」著名アナリスト予想

ビットコイン10万ドル割れ|アーサー・ヘイズ氏は「さらなる下落調整」を予想

ビットコイン10万ドル割れ|アーサー・ヘイズ氏は「さらなる下落調整」を予想

アルトコインシーズンは終わり?複数のアナリストが「供給過多」の問題を指摘

アルトコインシーズンは終わり?複数のアナリストが「供給過多」の問題を指摘

ビットコイン、国家債務危機のヘッジ手段に「公正価値は約3,400万円」Bitwiseレポート

ビットコイン、国家債務危機のヘッジ手段に「公正価値は約3,400万円」Bitwiseレポート

アルトコインシーズン開始に必要となる2つの条件:Glassnode共同創設者

アルトコインシーズン開始に必要となる2つの条件:Glassnode共同創設者