暗号資産取引所「Zaif(ザイフ)」は2020年8月31日に、同社が金融庁から受けていた業務改善命令の報告義務が本日31日をもって解除されたことを報告しました。同社は『本報告義務終了後も、経営管理態勢や内部統制の充足、改善を図り、法令遵守態勢を維持・継続、向上させていく』としています。
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金融庁への「業務改善報告義務」が終了
Zaif(ザイフ)は2019円6月21日に、金融庁から『暗号資産交換業を適切かつ確実に遂行するための業務運営に必要な措置を講じるように』との業務改善命令を受けていました。
同社はこの処分を受けて改善状況の進捗を継続的に金融庁に報告していましたが、今回の報告では2020年8月31日をもって、この”継続的な報告義務”が解除されたことが報告されています。
Zaifでは、2018年9月にハッキング攻撃を受けたことによって数十億円相当の暗号資産が盗まれる被害が発生していましたが、その後2020年2月には「フィスコ仮想通貨取引所」との統合を完了しており、1年以上に渡って業務改善に取り組んできているため、サービスの安全性なども向上していると期待されます。
金融庁への報告義務は本日31日をもって終了となるものの、Zaifは『本報告義務終了後も、経営管理態勢や内部統制の充足、改善を図り、法令遵守態勢を維持・継続、向上させていく』と述べており、『ユーザーが楽しめるサービスや企画を今後も提供していくだけでなく、Zaif Exchangeの利便性向上などといったより良いサービス提供のための取り組みを続けていく』と説明しているため、今後の新たな企画などにも注目です。
本報告義務終了後も、経営管理態勢や内部統制の充足、改善を図り、法令遵守態勢を維持・継続、向上させたく存じます。また、お客様に楽しんでいただけるサービスや企画、Zaif Exchangeの利便性向上など、よりよいサービス提供のため、全社一丸となって取り組む所存でございます。
今後ともZaif Exchangeをどうぞよろしくお願いいたします。
ー Zaif Exchange