BINANCE「カナダ」と「バーレーン王国」でライセンス取得

by BITTIMES

暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」は2021年12月27日に、バーレーン王国とカナダで規制当局から暗号資産サービスプロバイダー・マネーサービス事業のライセンスを取得したことを発表しました。

こちらから読む:JPYC株式会社、Fintech協会に入会「暗号資産」関連ニュース

世界各国でのライセンス取得に向けて前進

BINANCE(バイナンス)は2021年12月27日に、バーレーン王国とカナダで規制当局から暗号資産サービスプロバイダー・マネーサービス事業のライセンスを取得したことを発表しました。

バーレーン王国でのライセンス取得についてはBINANCEの公式サイトで発表されており、カナダでのライセンス取得についてはBINANCEのCEOであるChangpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏がTwitterで報告しています。

なお、バーレーン王国でのライセンスに関しては『バーレーン中央銀行から"原則的な承認"を受けた段階』であるとのことで、今後はさらに申請手続きを進めて完全な申請プロセスを完了する必要があるとされています。ただし、完全な申請プロセスもやがて完了する予定であるとのことで、『バーレーン中央銀行は中東・北アフリカ地域でBINANCEの事業に原則的な承認を与えた最初の規制当局になった』とも報告されています。

カナダでは「マネーサービス事業(MSB)」のライセンスを取得したことが報告されており、カナダ金融取引報告分析センター(FINTRAC)が公開している資料では、登録された法人名が「BINANCE CANADA CAPITAL MARKETS INC.」、行う活動としては「外国為替取引・送金・仮想通貨取引」が挙げられています。

BINANCEはグローバルに暗号資産取引サービスを展開している大手暗号資産取引所として知られていますが、この数ヶ月間では世界各国の規制当局が『BINANCEはライセンスを取得せずに暗号資産取引サービスを提供している』といった内容の警告を発していたため、BINANCEは現在それらの地域でライセンスを取得して規制に準拠した形でサービスを提供するための取り組みを進めています。

各国の規制に準拠してサービスが提供されるようになった場合には、取引できる暗号資産の種類が限定され、利用可能なサービスの種類も地域によって制限される可能性がありますが、環境整備が進めば「取引可能な暗号資産の種類」や「利用可能なサービスの種類」も増加し、BINANCE側も「認可された暗号資産取引所」としてサービスを提供することができるため、長期的には業界全体にプラスな影響がもたらされると期待されています。

>>「BINANCE」の公式発表はこちら
>>「FINTRAC」が公開した資料はこちら

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