BINANCE「英国での暗号資産事業ライセンス取得」に向けた再申請を計画
大手暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」が英国で暗号資産関連事業を行うためのライセンス取得に向けて現地の規制当局に再度申請を行う予定であることが「The Telegraph」の報道で明らかになりました。
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ライセンス取得後の英国向けサービス再開を計画
BINANCE(バイナンス)は2021年6月26日に英国の金融規制当局である「金融行動監視機構(FCA)」から警告を受けていましたが、同社は現在、英国で暗号資産関連事業を行うためのライセンス取得に向けて現地の規制当局に再度申請を行うことを予定していると報告されています。
英国の大手メディア「The Telegraph」の報道によると、BINANCEのCEOであるChangpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏は『BINANCEは6月の警告以降に様々な面で大幅な改善を行なっており、英国の規制に完全に準拠した形で同国のユーザーに再びサービスを提供したいと考えている』と語ったと報告されています。
組織構造・提供する製品・内部プロセス・規制当局との連携方法など、非常に大きな変更を行なっています。当社は英国でのプレゼンスを高め、現地の規制に完全に準拠した方法で英国のユーザーに再びサービスを提供していきたいと考えています。
報道によると、BINANCEは今後6ヶ月〜18ヶ月の間に英国で正式登録された仮想通貨関連企業になることを目指しているとのことで、規制当局の承認が得られれば「先物取引」や「デリバティブ取引」などといった様々な商品を提供することができるようになると報告されています。
BINANCEは以前から各国の規制に対応するための取り組みを続けており、先月行われた「LesEchos」とのインタビューでは「フランスに本社を設立する計画があること」「規制対応のために従業員を新たに150人雇用したこと」「今後は600人のコンプライアンスチームで規制対応を行なっていくこと」なども報じられていたため、BINANCEの今後の取り組みには注目が集まっています。
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