STRAYM「NFTによるオーナー権証明機能・ETH決済機能」などを追加

by BITTIMES   

STRAYM ART AND CULTURE株式会社は2022年10月19日に、同社が運営するアート作品の分割所有プラットフォーム「STRAYM(ストレイム)」を、NFTによるオーナー権証明機能とイーサリアム(ETH)による決済機能などを組み合わせた新たなアート・NFT分散型保有プラットフォームとしてアップデートしたことを発表しました。

こちらから読む:VeeFriends、トイザらス・メイシーズと提携「NFT」関連ニュース

複数の新機能を追加するサービスアップデートを実施

STRAYM ART AND CULTURE株式会社は2022年10月19日に、同社が運営するアート作品の分割所有プラットフォーム「STRAYM(ストレイム)」を、NFTによるオーナー権証明機能とイーサリアム(ETH)による決済機能などを組み合わせた新たなアート・NFT分散型保有プラットフォームとしてアップデートしたことを発表しました。

STRAYM(ストレイム)とは、ブロックチェーン技術を活用したアート作品の分散所有プラットフォームであり、2019年12月のサービス開始時には「Banksy・KAWS・Wolfgang Tillmans」などの有名アーティストの作品を販売、「1口100円から誰でも保有権を持つことが出来るサービス」として注目を集めています。

同社は以前から『アートの共同保有』という概念を提唱していましたが、今回の発表では2022年10月17日のアップデートで「NFTによるオーナー権証明機能」や「ETH決済機能」などを組み合わせたアート・NFT分散型保有プラットフォームとして"STRAYM"がアップデートされたことが報告されています。

新たに「オーナー権NFT」を追加

今回実施されたサービスアップでは、新たに「オーナー権NFT」が追加されています。なお、実際のアート作品やNFTアートに対して「分割したオーナー権NFT証明書」を発行するプラットフォームは"世界初"であるとのことです。

「オーナー権NFT」が追加されたことによって、絵画等のフィジカルアートやNFTアートの分割オーナー権を複数の利用者に分散することができる他、オーナー権の転売時にはロイヤリティがアーティストに分配されるため、創作活動を持続的に支えることにも繋がると説明されています。

なお、オーナー権NFTにはストレイムが独自開発するブロックチェーン・スマートコントラクト「Fractional STRAYM Ownership Protocol(FSOP)」が活用されているとのことで、保有するオーナー権NFTは他のNFTマーケットプレイスで売買することもできるとされています。

NFT化された分割オーナー権証明書(画像:STRAYM ART AND CULTURE株式会社)NFT化された分割オーナー権証明書(画像:STRAYM ART AND CULTURE株式会社)

「ETH決済・ウォレットログイン機能」を実装

今回のアップデートでは、また、従来の日本円での決済に加えて「イーサリアム(ETH)での決済機能」や「ウォレットログイン機能」を実装したことも報告されています。

ウォレットログイン機能では、複数の暗号資産やNFTをまとめて保管することができる人気の仮想通貨ウォレット「MetaMask(メタマスク)」を用いたログインが可能になり、本人確認書類を提出することなく、すぐにサービスを利用することができると説明されています。

STRAYM ART AND CULTURE株式会社は公式発表の中で『アート作品購入・保有の問題を解決してアート市場全体の拡大を目指し、アート・ブロックチェーン・ファイナンスを融合してWeb3の世界を活用した上で、アート・NFTの活発な取引市場を構築していく』と述べています。

ストレイムが掲げる2022年第3四半期〜2023年第1四半期までの事業開発ロードマップ(画像:STRAYM ART AND CULTURE株式会社)ストレイムが掲げる2022年第3四半期〜2023年第1四半期までの事業開発ロードマップ(画像:STRAYM ART AND CULTURE株式会社)

>>「STRAYM」の公式サイトはこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

【速報】bitFlyer:仮想通貨「BAT」の取扱い開始|上場記念キャンペーンも開催中

【速報】bitFlyer:仮想通貨「BAT」の取扱い開始|上場記念キャンペーンも開催中

コインチェック:クアンタム(QTUM)の「取り扱い開始日」を発表

コインチェック:クアンタム(QTUM)の「取り扱い開始日」を発表

【重要】ビットトレード:新サービス移行に関する詳細情報を更新|期間内に資産移動を

【重要】ビットトレード:新サービス移行に関する詳細情報を更新|期間内に資産移動を

米サリバン銀行「暗号資産の売買・保管サービス」提供へ|Bakktと提携

米サリバン銀行「暗号資産の売買・保管サービス」提供へ|Bakktと提携

元素騎士オンライン:全てのNFTで遊べる世界を目指す「NFTWars」に参画

元素騎士オンライン:全てのNFTで遊べる世界を目指す「NFTWars」に参画

マイクリ開発企業:ブロックチェーンゲーム間送集客ネットワーク「MCH+ADX」公開

マイクリ開発企業:ブロックチェーンゲーム間送集客ネットワーク「MCH+ADX」公開

注目度の高い仮想通貨ニュース

米国の国家予算を「ブロックチェーン」で公開する方針:米大統領候補ケネディJr氏

米国の国家予算を「ブロックチェーン」で公開する方針:米大統領候補ケネディJr氏

Google検索「ビットコインアドレスの残高確認」が可能に|複数のアドレス形式に対応

Google検索「ビットコインアドレスの残高確認」が可能に|複数のアドレス形式に対応

イーサリアムOS搭載スマホ「ethOS Phone」一般向け販売開始

イーサリアムOS搭載スマホ「ethOS Phone」一般向け販売開始

Google Cloud「Web3ポータル」公開|仮想通貨・ブロックチェーン関連情報を集約

Google Cloud「Web3ポータル」公開|仮想通貨・ブロックチェーン関連情報を集約

シバイヌ(SHIB)「CDSA参加の重要性と影響」主任開発者Shytoshi Kusama氏が説明

シバイヌ(SHIB)「CDSA参加の重要性と影響」主任開発者Shytoshi Kusama氏が説明

Big Timeが「トークン販売なしで」プレシーズン中に2億3,000万ドルのNFT取引量と1億ドルの収益を記録

Big Timeが「トークン販売なしで」プレシーズン中に2億3,000万ドルのNFT取引量と1億ドルの収益を記録

革命の戦略:話題の新ローンチパッド

革命の戦略:話題の新ローンチパッド

シバイヌ提携のD3「*SHIBドメインとウォレットアドレスの紐付け」が可能に|連携方法も紹介

シバイヌ提携のD3「*SHIBドメインとウォレットアドレスの紐付け」が可能に|連携方法も紹介

仮想通貨ニュース週間まとめ「BTC・SHIB・ADA・WLD」などの注目記事

仮想通貨ニュース週間まとめ「BTC・SHIB・ADA・WLD」などの注目記事

日本の上場企業メタプラネット「ビットコイン購入計画」を発表|アジア版MicroStrategyの誕生

日本の上場企業メタプラネット「ビットコイン購入計画」を発表|アジア版MicroStrategyの誕生

カルダノ分散委任ツールのAtrium「特別な報酬」を用意|報酬付きテストの延長発表も

カルダノ分散委任ツールのAtrium「特別な報酬」を用意|報酬付きテストの延長発表も

世界初のブロックチェーンを旅するドージ「Dogeverse」がプレセール開始!数分で25万ドル調達

世界初のブロックチェーンを旅するドージ「Dogeverse」がプレセール開始!数分で25万ドル調達

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

ビットコイン「第4回目の半減期」完了|価格への影響や仕組みをわかりやすく解説

ビットコイン「第4回目の半減期」完了|価格への影響や仕組みをわかりやすく解説

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Astar(ASTR)の「dApp Staking」でステーキングする方法|画像付きでわかりやすく解説

Astar(ASTR)の「dApp Staking」でステーキングする方法|画像付きでわかりやすく解説

人気のタグから探す