Libra協会:最大賞金10,000ドルの「バグ報奨金プログラム」を開始


仮想通貨Libra(リブラ)の開発を主導している「Libra Association(リブラ協会)」は2019年8月27日、Libraのバグや脆弱性を発見した人に対して、最大10,000ドル(約106万円)の賞金を授与する「Libra Bug Bounty」を発表しました。

こちらから読む:SBI社長、リブラに言及「Libra」関連ニュース

Libra Association(リブラ協会)は、2020年に公開される予定となっている「Libra(リブラ)」のセキュリティ面での懸念に対処し、安全性・信頼性を高めるために「バグバウンティプログラム(バグ報奨金プログラム)」を開始することを発表しました。

リブラ協会はこのバグ報奨金プログラムを開始することによって、様々なスキルを有している多くの専門家を集め、Libraブロックチェーンのセキュリティをテストします。

このプログラムに参加してセキュリティの問題を発見した人々は、その問題の重要性に応じて、
・10,000ドル(約106万円)
・5,000ドル(約53万円)
・1,500ドル(約16万円)
・500ドル(約5万円)
の報酬を得ることができるようになっています。

リブラ協会は2019年6月にもベータ版でバグバウンティプログラムを実施しており、この時はブロックチェーンの専門知識を持つ50人のセキュリティ研究者が招待されています。

Libraに対しては、世界各国から様々な懸念点が指摘されていますが、リブラ協会はそれら全ての懸念に対処していく方針を語っており、先月末にはFacebook(フェイスブック)のCEOであるMark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)氏が、プライバシー保護のための対策をすべてのシステムに組み込んでいく予定であることも説明しています。

ここ最近では、日本国内でも複数の企業がLibraを取り入れていく方針を明かしているため、Libraの今後の進展にはさらに注目が集まります。

>>「Libra Bug Bounty」プログラムの詳細はこちら

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