Square:ビットコイン決済のオープンソースプロジェクトに助成金「10万ドル」を寄贈
米国のモバイル決済企業Square(スクエア)社の仮想通貨部門である「Square Crypto」は2019年9月15日、オープンソースのビットコイン決済ソフトウェア「BTCPay Server」を手掛けている「BTCPay Foundation」に対して、10万ドル(約1,080万円)の助成金を提供したことを発表しました。
こちらから読む:今後数ヶ月で再び200万円に?「ビットコイン」関連ニュース
「お金の未来のために」ソフトウェア開発を支援
Square Cryptoが10万ドル(約1,080万円)の助成金を提供した「BTCPay Foundation(BTCPay財団)」は、オープンソースの仮想通貨決済ソフトウェア「BTCPay Server」を手掛けている企業であり、「BTCPay Server」は第3者企業の介入を必要としない、安全かつプライベートで、手数料無料のビットコイン決済サービスを提供しています。
BTCPayは今回受け取った助成金を使用して、ビットコインの「セキュリティ・スケーラビリティ・プライバシー・ユーザーエクスペリエンス・機能性」を向上させる無料のオープンソースソフトウェア開発を行なっていくことになります。
「Square Crypto」も"ビットコインを用いた決済サービス"を提供している企業であるため、「BTCPay」は同社のライバル企業ということにもなりますが、Square Cryptoは今回の助成金について『これは競合他社への投資ではなく、マネーの未来への投資だ』と説明しており、これは「Square」にとっても有益なものだと語っています。
「Square」と「Twitter」のCEOであるJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏は以前からビットコインを非常に強く支持しており、自分自身もオープンソースプロジェクトである「Trezor」のハードウェアウォレットを愛用しています。
同氏は「ビットコインが将来的に世界単一の通貨になる」と考えており、そのためにビットコインの採用を推進していくとも語っていますが、Square Cryptoも同様に「今後もオープンソースのビットコインプロジェクトを支援するために助成金の提供を続けていく」と説明しています。
ビットコイン(BTC)などの購入は豊富な仮想通貨を取り扱っている仮想通貨取引所Coincheckからどうぞ。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース
Twitter:投げ銭アプリ「XRP TipBot」アカウントを凍結
ビットコイン価格「1億円到達」の可能性も|Willy Woo氏が語る今後注目すべき抵抗線
ドイツ金融規制当局:仮想通貨ATM関連企業に「自己勘定取引の即時停止」命令
アブハジア共和国:仮想通貨マイニング禁止措置を撤廃し「適切な規制」導入へ
BINANCE「インスクリプション・マーケットプレイス」公開|BRC-20などの売買・発行が可能に
Weiss Ratings:2019年の仮想通貨市場予測「7選」を公開|XRPが時価総額1位に?
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧