仮想通貨決済プロバイダーである「BitPay(ビットペイ)」は2021年12月8日に、BitPayで利用可能な仮想通貨として「シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)」を追加したことを正式発表しました。SHIBコミュニティからは今回の発表に喜びの声が上がっているものの、同社が実施している『サポートしてほしい暗号資産についてのコミュニティ投票』ではカルダノ・エイダ(Cardano/ADA)が非常に多くの票を獲得しているため、一部では「ADAのサポート」を望む声が強まってきています。
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BitPay「Shiba Inu(SHIB)サポート」を正式発表
BitPay(ビットペイ)は2021年12月8日に、BitPayで利用可能な仮想通貨として「シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)」を追加したことを正式発表しました。今回のサポートによって、BitPay利用者はSHIBを購入・保管・交換・使用することができるようになったと報告されています。
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のサポートについては、先月16日に仮想通貨決済対応の米映画館チェーン「AMCシアターズ」のCEOであるAdam Aron(アダム・アロン)氏が『コミュニティの要望を受けてBitPayにSHIBサポートをお願いした』と報告していましたが、今回の発表ではBitPayから正式に『SHIBをサポートしたこと』が報告されています。
今回のサポートによってBitPayアプリの利用者は簡単なステップでSHIBを直接購入することができるようになったとのことで、今後はBitPayでの支払いに対応している一部店舗・サービスでの支払いにもSHIBを利用することができるようになると報告されています。
なお、これまでには米国の大手映画館チェーン「AMCシアターズ」と、北米2位の大手ネットショップ「Newegg」がSHIB決済に対応する予定であることを発表しており、Neweggは先日9日に『SHIB決済に対応したこと』を発表しています。
当社は現在SHIB決済を受け入れています。PCで支払いを行う際に、支払い方法として「BitPay」を選択すればOKです。
「カルダノ(Cardano/ADA)のサポート」を望む声も
今回の「SHIBサポート」についてはSHIBコミュニティから喜びの声が上がっているものの、BitPayが以前から行っている『BitPayで次にサポートしてほしい仮想通貨』に関するアンケート調査では、カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)が圧倒的な支持を獲得していたため、Cardanoコミュニティからは『なぜ投票数がADAよりも少ないSHIBを先にサポートしたのか?』と指摘する声が多数出ています。
なお、記事執筆時点における投票数は「SHIBが16%」であるのに対して「ADAは40%」となっているため、コミュニティ投票結果では圧倒的に「ADAのサポート」を望む声が多いことがわかります。
今のところ「ADAサポート」についての発表は行われていないため「SHIBのサポート」については批判的な意見も出ているものの、『BitPayがSHIBをサポートする』ということは先月16日時点でAMCシアターズのアダム・アロンCEOから明かされていたため、先に「SHIBサポート」が発表された可能性もあると考えられます。
投票は現在を受け付けられているため、今後の投票で結果が変わる可能性もありますが、現時点での投票結果から判断すると将来的には「ADAのサポート」が発表される可能性もあると予想されるため、今後の新たな発表にも注目です。
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